ゴールデンカムイ第69話脱出の感想(ネタバレを含む)と考察。若山親分はある場所に助け求め、”姫”を救う為に再び杉元たちの元に馳せ参じる。

スポンサーリンク

第69話 脱出

ゴールデンカムイ第68話侵入の感想(ネタバレを含む)と考察。家の中に侵入してき...
第68話 侵入前回第67話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。ヒグマとの死闘。ヒグマに包囲された家から生還する糸口は?ヒグマから逃げるために森をひた走る若山。「喰われてたまるかよぉ」すぐ後ろにはヒグマ。杉元らがいる家。「おやぶぅん置いてか...

前回第68話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。

ヒグマとの死闘。そして若山と仲沢のロマンス。

若山

家の中から外で死体を漁っているヒグマに槍を打ち込む杉元。
杉元
「毒が弱いからすぐには死なない」
杉元のすぐ後ろで指示するアシリパ。
「もう一本打ち込めッ」

「ブオオオッ」
ヒグマが窓枠から顔と手を出してくる。

「うおッ」

2階からミシミシ音がする。

「嘘だろ? もう一頭が二階に侵入してきたぞッ」

ヒグマとの戦い。

槍程度じゃ全然止まってくれない恐ろしい生命力を前に絶望しない杉元たち。

そりゃ必死になれば戦うよなぁ。

「フンフンフン♪」
アイヌの服を羽織って踊るエディー・ダン。
「ランランラン♪」
踊るダン
ドアを蹴破って入ってる若山輝一郎。

ビクつくエディー。
「あんたはひと月前馬を買いに来た……」
若山
エディーの横っ面をベチッとはたく若山。
「武器だ」
「テメエが趣味で集めてる中で一番デカイのを出せ」

車を運転するエディーと隣に乗って機関銃を構える若山。
若山とダン
「マキシム機関銃でヒグマ狩りなんてクレイジーな親分だぜッ」
「いけいけぇ」
「撃つなッ 弾はちょっとしか無いぞ」

車と機関銃を持ち出すとか心強い。

出させる若山もすごいが出せるエディーがやはり只者じゃないね。

しかし踊るエディーがかわいい(笑)。

場面転換。ヒグマと戦う杉元ら。

「ヴオオオ」
二階から身を乗り出して来るヒグマ。
杉元対ヒグマ
そこを槍で突く杉元。

「急げ急げッ」

これはホラー映画の1シーンにもなるね。

2階から今にも降りてきそうなヒグマを必死に槍で押しとどめるとかどんだけ主人公なんだ。

「シライシ馬を連れて行けッ」白石に呼びかけるキロランケ。

「あ…」
「親分の長ドス……」
仲沢が落ちている若山の長ドスを拾う。

「先にいけ杉元ッ」叫ぶキロランケ。

「立てッ脱出するぞ」
仲沢の服の襟を掴んで促す杉元。

必死に逃げる一行。

ヒグマは、敵味方がはっきりしない間柄でもとりあえず協力してしまうほどの難敵なんだな。

キロランケのかっこよさが目立つ。

「姫~ッ!!」車の上から叫ぶ若山。
若山
「おやぶぅん!?」仲沢が叫ぶ。
仲沢
(姫!?)
杉元、アシリパ、白石が混乱する。

「赤毛が出てくるぞ!!」家から逃げてきたキロランケ。
(姫!?)

姫!?

驚くよなぁ(笑)。

混乱するよそりゃ。

「伏せろキロランケ」叫ぶ杉元。

「死ね化物ぉ!!」家から出てきたヒグマを機関銃を打ちまくる若山。
若山
何発も命中する。

「チッ…弾切れだぜ」機関銃を放る若山。

「まだ一頭いるぞ!!」

「乗れッ」
無理やり車に乗る一行。

機関銃強い。ただ、それでも即死しないヒグマが恐ろしい。

人間なら最初の1、2発で死ぬ。

「お前の国は馬のいらない馬車があるのか!?」車に驚きエディーに問うアシリパ。

「友達のフォード君に試作品をもらったんだ」前を見ながら答えるエディー。

「最後の赤毛が追ってくるぞ」杉元が刺した槍を刺したまま走って追ってくるヒグマ。
「速く速くッ」

「ヒグマの足はもっと速い」
振り返りながら言うアシリパ。
「毒が効いて走れなくなってきたんだ」

「ブフッブフッ」息の荒いヒグマ。

毒が効いていても追ってこれるとはものすごい生命力。

ヒグマ、恐ろしいね。

フォードが友達(笑)。

エディーの交友関係の広さ、深さを感じ取れる会話。

アシリパさんの驚いている様子がかわいい。





スポンサードリンク

「あ……」仲沢の持ち出してきた長ドスが車から落ちそうになっている。
拾おうと車から身を乗り出す仲沢。

車がガタつき車から投げ出される仲沢。
仲沢
「姫ッ」叫ぶ若山。

「親分ッ」

車から飛び降りて地面を転がる若山。
ヒグマに食われる仲沢
追いついてきたヒグマに首元に噛みつかれる仲沢。

仲沢助からなかったか。

長ドスなんて物に過ぎなんだから放っとけばよかったのに若山の持ち物だったからそうできなかったわけだ。

哀しいくらい若山親分に惚れてるんだね。

「姫ッ」走って近づいていく若山。
「おおおおおお!!」
若山、仲沢の持ち出したドスを抜いてヒグマに切りつける。

ヒグマの親指に相当する部分が切断される。

瀕死になりながら戦いの様子を見つめる仲沢。

若山親分最高!

男だ。

仲沢が惚れてしまうのも無理ないね。

でも仲沢のそれは「男が男に惚れる」っていうのとはちょっと違うんだよなぁ……。

若山、ヒグマに仰向けに押し倒され腹を爪で裂かれる。
若山
覆いかぶさってくるヒグマの首元に長ドスを突き立てる若山。

ドチャッと腹から内臓が落ちても立ち上がる若山は長ドスを上段から振りかぶってヒグマの鼻を切断する。

「ゴオオッ」逃げ出そうと踵を返すヒグマ。

「いまさら逃げんのかよオイッ!!」
若山、ヒグマの尻に長ドスを突き刺す。
若山
「ゴオオッ」
ドスドスと歩いて逃げていくヒグマ。

「肛門処女喪失だぜ」と若山。

「勝ちやがったよあの親分」驚く白石。

力尽きて倒れるヒグマ。

強い!

さすがは親分。最後は意地を見せた。

戦った武器が仲沢が持ち出した長ドスなのが泣けるね。

「姫……」仲沢に近づいていく若山。

「ざまあみろ親分……もう私に隠れて浮気できないね」
「私と一緒に死んじゃうもんね……」息も絶え絶えに言う仲沢。
「これで私は親分の最後のひとだからね」

「バカ野郎ッ……」仲沢の隣に寝て、笑いながら言う若山。

ふたりで手を繋ぐ。沈みゆく夕日がふたりを照らす。
若山と仲沢
離れた場所で停止させた車からふたりを見守る杉元ら。

車から降りる杉元。
「皮剥いでくる」
皮剥いでくる

そこ、感動しての一言じゃないの!?(笑)

杉元以外のみんなも一様に冷め切ってるし(笑)。

結構感動な演出的ではあるんだけど、ギャグになってしまう哀しさよ。

そしてギャグにしてしまう野田サトル先生。

LGBT関連の団体からクレームとか来なかったのかどうかが心配。

ゴールデンカムイ第70話アムール川から来た男の感想(ネタバレを含む)と考察。の...
第70話 アムール川から来た男前回第69話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。のっぺらぼうの正体に迫る尾形と土方グループ。人皮本の出どころ夕張で新たな戦いが起こる?アイヌのコタン。ひも付きの下駄のような遊具で遊ぶオソマの様子を見ている谷垣...

第69話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。

スポンサーリンク
336×280
336×280

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
336×280