ゴールデンカムイ最新第201話あばよロシアネタバレ含む感想と考察。第200話あらすじ。北海道へ帰るために南下を続ける杉元たち。

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第201話 あばよロシア

前話第200話 月寒あんぱんのひとのあらすじ

乗り込む

五稜郭の鯉登少年の元へとひた走る鯉登中佐と鶴見中尉。

二人が五稜郭に到着した頃、鯉登少年は床に組み伏せられていた。

鯉登少年から頭突きを食らった犯人グループに一人がロシア語で鯉登少年に命令する。
「(暴れるな)」

鶴見中尉は自分が裏に回って突入するので、表から注意を引くようにと鯉登中佐に指示する。

鯉登少年救出作戦が開始された。

「殺せ…!」
鯉登少年は涙を流しつつも、犯人を睨みつける。
「戦うて死んだとわかれば父上も少しはオイを見直すじゃろう」

犯人たちは黙ってその言葉を聞いていた。


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ドガンッ

扉を蹴破る鯉登中佐。
左手に持っていたバイクのハンドルをまるでマイクのように口元に、右手は前に真っ直ぐ突き出して叫ぶ。
「音之進~!!」
そしてポーズを決める。

「まさか…父上!?」
父がやってきたことに気づく鯉登少年。

直前に鯉登少年から頭突きを食らった犯人の一人が舌打ちをする。

そしてもう一人の犯人がピストルを構えながら声のした方に向かう。

床にうつ伏せの鯉登少年の頭に銃口を押し付けて、頭突きされた犯人がロシア語で呟く。
「(ボンボンが)」

鯉登中佐は背後から近づいてきた何物かに完全に虚を突かれる形で、顎を思いっきり殴られて昏倒する


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頭突きを受けた犯人は、鯉登少年は元の通り、柱に後ろ手に縛ると部屋を後にする。

突如、何発もピストルの銃撃音が響く。

「父上!!」
父のみを案じ、叫ぶ鯉登少年。

銃撃音が止んで、扉を開いて入って来たのはピストルを片手にした鶴見中尉だった。
その表情には疲労の色が見える。

鶴見中尉が扉を開いたことで暗い部屋に光が差す。
その様が、鯉登少年にとってはまるで鶴見中尉から後光が指しているかのように見えていた。

「あなたは…」
生唾を飲む鯉登少年。

やっぱりまた会えたね、と鶴見中尉。


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解決

鶴見中尉に拘束を解いてもらった鯉登少年は、気を失っている父の傍らでその手を持ち、心配そうに顔を見つめていた。

父が気づいたことにホッとする鯉登少年。

「無事やったか音之進…よう戦うたな…誇らしかぞ」
ニコ、と笑いながら息子を褒める鯉登中佐。

その言葉に、鯉登少年は溢れる涙を止められなかった。

鶴見中尉は射殺した二人の犯人と、五稜郭に来る道中撃ち殺したもう一人の身元は調べるものの、ロシア政府と結びつくことは期待できないだろうと呟き、死体の顔を覆っている布を取り外す。

それが虚ろな目をしたロシア人だと鯉登少年も目視で確認する。

そして鯉登少年は、この男たちが自分に食べさせたものが、かつて鶴見中尉に鹿児島で食べさせてもらった『月寒あんぱん』であったと呟く。


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それに対して鶴見中尉は、月寒あんぱんは歩兵第25連隊だけで配られているもので、最近まで陸軍が使っていたこの施設に誰かが忘れていったのだろう、腹を壊さなかったか、と問い返す。

「まさかあん時の『月寒あんぱんのひと』がオイを助けに現れるとは…運命でごわすね」
鶴見中尉をじっと見つめる鯉登少年。

「月寒あんぱんが私達を引き合わせたのかな?」
鶴見中尉は鯉登中佐のサスペンダーを引っ張ってそれを乳首に打ち付ける。

「もすっ」

笑い合う三人。

鶴見中尉の背後ではロシア人の死体が運ばれていた。

その人員は月島軍曹、菊田特務曹長、そして尾形だった。

尾形の鼻と口の周辺にはまだ新しい傷がある。


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鯉登音之進、陸軍士官学校へ

旭川第七師団。

鯉登少年は大佐となった父と鶴見中尉の前に立っていた。

息子が陸軍を受けて合格したと報告する鯉登大佐。
立派な軍人であれば海でも陸でも構わないと言って、息子をよろしくお願いしますと挨拶をする。

「鯉登大佐殿のご令息は仲の悪い海軍と陸軍の橋渡しをしてくれる貴重な人物にいずれなるでしょう」

「〇×△〇△×☆〇」

緊張した面持ちで、何やらごにょごにょ言いながら頭を下げる鯉登少年に対して、緊張してるのかな? と鶴見中尉。

「はあ…やっぱ格好良かった」
階段を下りながら、一仕事終えたとばかりに深く息を吐き出す鯉登少年。

もす、と先を歩く父が相槌を打つ。

鯉登少年とすれ違い、階段を上っていく人物がいた。

鯉登少年が振り返って階段上を見上げると、ちょうどその人物と目が合う。

階下の鯉登少年を睨むように見つめていたのは尾形だった。

鯉登少年はその視線に何かを感じてキッと睨み返す。


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逃走

回想終了。

うつ伏せになった鯉登少尉は、尾形にピストルの銃口をつきつけられ、動けずにいた。

勝ち誇ったように自分を見下ろしてくる尾形を睨み返すのみ。

「ゲンジロちゃん!! ちょっとこれ見てッ」
すぐ外で白石の声が聞こえる。

「これ尾形の足跡じゃない?」

問いかける白石に、お前の足跡だ、と谷垣。

尾形はピストルを撃つ代わりに、鯉登少尉の頬を蹴り飛ばす。

そして傍らの医師と看護師に向けてピストルを口元に立て、し~、とジェスチャーしてみせる。

何かの気配に気づくアシリパ。

その視線の先には馬を走らせる尾形の姿があった。


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「杉元ッ 尾形が逃げる!!」

すぐに駆け付けた杉元に、撃つのか? とアシリパが問う。

「馬を狙う!!」
銃を構える杉元。

尾形はチラと後ろに視線を走らせる。

ドンッ

杉元の放った銃弾は尾形の脇を掠めていく。

尾形はそれをまるで嘲笑うかのように不気味な笑みを浮かべながら両手を広げていた。
「ははっ」

声を出して笑う尾形を、杉元とアシリパは見送っていた。

(元気になって戻ってこい ぶっ殺してやるから)
杉元は口元に僅かに笑みを浮かべて、小さくなっていく尾形の背中をじっと見つめていた。


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第200話 月寒あんぱんのひと振り返り感想

自作自演

鯉登中佐があまりにもフレディで笑った。
きっと野田先生、ボヘミアンラプソディにハマったんだろうなぁ(笑)。

思いつきでキャラ付けしたんだろうけど、結構合ってて笑える。

「音之進~!!」

右手を突き出して叫ぶ姿も、扉の前で決めてるポーズもまさにフレディそのものなんだけど、何故かハマってる。

これシリアスなシーンだよね(笑)?

しかし今回も面白かった。

鯉登少年に優しく接していた犯人グループの一人の正体に、「ボンボンが」の一言でようやく気づいた。

尾形だったのね……。

鶴見中尉の手下ということで、つい月島軍曹だとばかり思っていた。尾形の可能性を全く思いつかなかったのは我ながら視野が狭い。


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どうやらこの誘拐事件の裏で糸を引いていたのは、前回からずっと怪しいと思ってはいたけど、マジで鶴見中尉だったらしい。

おそらく鶴見中尉はロシア人を雇ったか、焚きつけて誘拐事件を引き起こした?
廊下で死んでいたロシア人は、鶴見中尉が言う通り、ロシア政府とは何の関わりもないのだろう。

そして、五稜郭にやってくる道中、鶴見中尉が射殺した馬に乗った犯人の一人もまた、おそらくはロシア人なのだろう。

もしくは、犯人グループは全員鶴見中尉の部下、つまり月島、菊田、尾形で、ロシア人はあらかじめ捕まえてあったのを廊下で撃ち殺しただけとか?

なんにせよ、この誘拐劇は鶴見中尉のみならず、少なくともその手下である月島軍曹、菊田特務曹長、尾形も協力した自作自演であったことは間違いない。

鶴見中尉の目的はおそらく鯉登親子の心を掴んで自分のコマにすること。

この二人に死なれては、今回の誘拐劇を自作自演した意味がなくなってしまう。

万が一にも鯉登少年を死なせないために、誘拐実行犯の中に手下である尾形(もしくはそれに加えて菊田と月島軍曹)を入れて、鯉登少年の命を守らせていた。


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そして先行した鯉登中佐を背後から殴ったのは多分、鶴見中尉だろう。
完全に鯉登中佐の虚をついている。

鯉登中佐の意識を失わせたのは、彼と犯人グループを演じている尾形との銃撃戦が起こってはいけないからではないか?

いやー、怖いわ。自分に協力的な人間を増やすためにここまでやるか。

実際、鶴見中尉の狙い通りになったと言ってよいだろう。

鶴見中尉に見事にこの件を解決してもらった恩により、鯉登少年と鯉登中佐は彼の虜になった。


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その後、鯉登中佐が少将になって、鶴見中尉の網走監獄攻めに協力することにもこういう背景があったからだったのかと納得した。

さすがにあの戦艦は、一人の中尉が独力で動かせる戦力ではない。

それに鯉登少年も鶴見中尉の元で働くために軍に入り、鶴見中尉に対する心酔を深めていった。

この誘拐劇を経て、鯉登少将も鯉登少尉も、この件によって鶴見中尉の忠実なコマになっていったわけだ。

月島軍曹の件といい、狙い通りに完璧に人心掌握してしまう鶴見中尉の恐ろしさを再認識した。

人心掌握の天才。カリスマだと思う。


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「ボンボンが」

尾形は鯉登少尉に対して複雑な想いを抱いていたんだな。

当初、尾形は鯉登少年が自分と似た境遇にあったと感じていた。
鯉登少年が海軍で立場のある父に死ねと命じられる様は、妾の子として父に愛されなかった自分と重なる。
だから尾形は鯉登少年の背に優しく触れていたのか。

しかし、実際は鯉登中佐は自らの命を顧みずに息子を助けにやって乗り込んできた。

父に見捨てられた鯉登少年を自分と重ねていたであろう尾形にとっては、それが妬ましかったのではないか。

だから鯉登少年の頭に銃を突きつけた。これは演技ではなく、ついつい出た行動だと思う。
自分の役割を忘れず、鯉登少年の頭を撃ちはしなかったものの、心底撃ちたかったことだろう。

あと、直前に頭突きされたことも根に持ったのかもしれない(笑)。


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実は尾形が自分に銃をつきつけた犯人グループの一員だったと鯉登少尉は知らない。
だから鯉登少尉には自覚がないが、尾形にとってはバッチリ彼との因縁があったわけだ。

この回想は少年時代に同じように床に這いつくばって銃を突き付けられた鯉登少尉のものであり、同時にその時に銃を突き付けていた尾形のものでもあったわけだ。

物語の構造として上手いよな~。感心してしまった。

どうしていきなり鯉登少尉の少年時代の回想になるんだろうと思っていたけど、必然性があるわ。

「ボンボンが」

尾形も血統だけ見ればボンボンなんだけど、実際は父からいない者として扱われていた。
ましてや、鯉登少尉のように父親に愛を示されることなどなかった。

一時は鯉登少年に同情を示したことも腹立たしかったんだろうな。


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回想が終了したあと、尾形は鯉登少尉を撃たなかったが、それはあくまで部屋のすぐ外で白石と谷垣がいたからだろう。
銃の音ですぐに駆けつけてくるから逃げることが困難になってしまう。

去り際に尾形からサッカーボールキックを食らったけど、鯉登少尉はギリギリのところで命を拾った形になるわけだ。

尾形が金塊争奪戦に参加する目的はまだはっきりとは見えてこない。
しかし今回の誘拐劇でそのパズルのピースは増えたような気がする。

杉元に見逃される形で脱走した尾形。

スナイパーの命である目を失ったが、新しい武器を携えて杉元の前に姿を現すのだろう。

それはまだまだ先の話になるだろう。この先の楽しみが増えた。

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200話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。


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第201話 あばよロシア

団子

杉元たちは犬橇でロシアの国境を樺太側へとを南下を続けていた。

そして漢字が彫られた石碑を見て、白石が叫ぶ。
「あばよロシア!!」

杉元たちは樺太アイヌの集落で休ませてもらっていた。

その住居のお婆ちゃんはお米を噛み砕き、皿に吐き出したものを捏ね、形を整えて焼いた団子を杉元たちに振る舞う。

その味を満面の笑みで堪能する杉元と白石。

杉元も白石もすっかりお婆ちゃんの団子の虜になり、その膝に頭を載せて甘えるのだった。


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団子を美味しそうに食べるその様子に谷垣が、秋田のきりたんぽのようなものだな、と呟く。

味噌を塗ったらうまいだろう、という言葉を受けて、杉元が叫ぶ。
「それ絶対うまいやつ!!」

杉元は、味噌を入れていた曲げわっぱが自身の荷物から消えていたと悔しがる、

そんな杉元を見ないようにしてアシリパは団子を頬張っていた。

アシリパの不審な様子を、白石はもの言いたげに見つめていた。
「あぁ~? あれぇ?」

白石を無視するアシリパ。
「残念だな杉元 残念だ…」

次の団子が出来るのを待てないから直でちょうだい、と白石が口を開けて仰向けになる。

その口に直で噛み砕いた米をプリプリ吐き出していく杉元。

「ひどいなこいつら」
地獄のような光景に、谷垣が冷静につっこむ。

「月島」
鯉登少尉が月島軍曹に呼びかける。
「ロシア語でバル…バルチョーナクとはどういう意味だ?」

「貴族の少年とかそういうものをからかう感じで つまり……ボンボンです」

どこでそれを? という月島軍曹からの質問に返答することなく、鯉登少尉は鋭い眼差しで何かを考えていた。


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狙撃

静香に到着した杉元たち。

日用品の買い出しをする杉元たちを、何者かが双眼鏡で観察していた。

買い込んだ日用品っを犬橇に載せた月島軍曹たちは、明るいうちに距離を稼ごうと出発しようとする。

しかし杉元がいないことにアシリパが気づく。

その頃、杉元はの大きさの桶に入った味噌を購入していた。
アシリパさん喜ぶだろうな、とアシリパの顔を思い浮かべる。

(「いっぱい出たな杉元!!」)

白石は杉元を探しに道の真ん中で周囲を見回していた。
「さっきまでそばにいたのにどこ行ったんだあいつ」

シュパアア

その時、突然白石の足を銃弾が貫く。


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「伏せろ!!」
月島軍曹が叫ぶ。

谷垣はチカパシとエノノカを守るようにうつ伏せに覆いかぶさる。

「シライシ」
青ざめるアシリパ。
「シライシ動けるか? 建物の影に逃げろッ!!」

脚を撃たれた!! と白石。

谷垣はすぐそばの店の中へ避難するように指示する。

しかし狙撃手はそれを防ごうとすぐさま扉に銃弾を撃ち込む。

月島軍曹に対しても狙撃が行われるが、その弾はギリギリで地面に外れる。

建物の中に避難することを諦めた谷垣は、またエノノカとチカパシを覆い隠すようにうつ伏せの体勢をとる。
「そこから動くなアシリパ」
アシリパが白石を助けに行こうとするのを谷垣が止める。
敵が白石の脚を撃ったのは、助けに出てくる仲間を狙わんとする、狙撃手の常套手段だと説明するのだった。

「狙撃手」
谷垣の言葉を受けて、アシリパが呟く。


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「撃ってるやつが見えたか?」
犯人を確認しよう頭を上げる鯉登少尉。

月島軍曹は、それを必死で止める。

鯉登少尉は相手を確認する為、月島軍曹に手鏡を出すよう指示する。

「てか…がみ?」

手鏡も持ってないのか、汚い顔しおって、と鯉登少尉。
自分の荷物から出すようにと月島軍曹に命じる。

鯉登少尉は受け取った手鏡でさりげなく自分の髪を直し、それから狙撃手を確認しようと手鏡を上げる。

パキャアアン

手鏡は即座に撃ち抜かれるのだった。


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「かなりの距離から撃っている」
月島軍曹が呟く。
「こんなことが出来るのはアイツしかいない」

「尾形百之助だ」

「尾形がもう戻ってきた」

犯人は二階の小窓から銃身を僅かに出し、排莢した後、月島軍曹たちを再度狙い直す。

「我々は一歩も動けんぞ どうするんだ月島ァ!!」

鯉登少尉の問いに、月島軍曹はただただ沈黙する。

その時、白石の倒れている場所に向かって走る人影が一人。
それは味噌の入った桶を小脇に抱えた杉元だった。
「あたまカチ割ってこの味噌突っ込んでやるッ」


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第200話 あばよロシアの感想

尾形じゃない?

尾形は右目が潰れていた。

しかしこの犯人の右目は健在なので、この時点で犯人は尾形ではない。

目元や髪型などから、おそらく以前、尾形との狙撃手対決に敗れたロシア人スナイパーのヴァシリか?

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ヴァシリは尾形に顎を撃ち抜かれたが、命を落としたかどうかまでは描写されていなかった。

だから生きていても全くおかしくはない。

ちなみに、今回の右横からの犯人の姿は、ちょうど顎のあたりが布(?)で隠れている。


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ますます怪しい。包帯が巻かれていたりするのかな?

狙撃手がヴァシリだったとしたら、やはりキロランケとその仲間を殺すために彼らを張っていたのか?

尾形との狙撃手対決を決めた要因は忍耐力だったからな……。
元々スナイパーとして優れていたが、尾形との戦いで学んだのかもしれない。

白石が撃たれたのは、ヴァシリが以前、キロランケと一緒にいたのを確認していたから?
しかしヴァシリはキロランケがもう亡くなったことを知っているのだろうか?
キロランケがいようがいまいが、一緒にいた仲間も殺すということのか。

未だに狙撃手がどこから撃っているのかがわからない以上、この戦いは苦戦するのか……。


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鯉登少尉の思惑

尾形から言われたロシア語『バルチョーナク』の意味を知り、何かに思い当たった様子の鯉登少尉。

ひょっとして、五稜郭で犯人から言われたロシア語も同じだったと気づいている?

そうだとしたら、鶴見中尉が黒幕である可能性に気づいてもおかしくない。

月島軍曹からバルチョーナクの意味を聞いた後の鯉登少尉の雰囲気は、おそらく頭の中でいろいろな情報が結びついたのか?

もし鶴見中尉に反旗を翻すとしたら、杉元たちの陣営に入ることもあり得る?

そもそも樺太を杉元が鯉登少尉、月島軍曹と一緒に旅をしたこと自体が予想外だったわけだから、可能性はいくらでも考えられる。
キロランケ、尾形とすら一時期は一緒に旅をしたくらいなんだから……。

果たして杉元たちは狙撃手相手にどう戦うのか?

あとはヴァシリがなぜ杉元たちを狙うのか?

次が楽しみ。

以上、ゴールデンカムイ第201話のネタバレを含む感想と考察でした。

第202話に続きます。

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