ゴールデンカムイ最新第234話蒸気船ネタバレ含む感想と考察。第233話あらすじ。船で海賊房太郎の襲撃を受ける杉元たち。

スポンサーリンク

第234話 蒸気船

前話第233話 飴売りのあらすじ

囚人探し

物売りに扮しているという囚人を探しに歌志内にやってきた杉元たち。

杉元には前科多数の凶悪な強盗殺人犯である海賊房太郎が物売りをしているとは思えなかった。

物売りをする囚人に心当たりがあるかと杉元に問われた白石は、無いと即答するのだった

歌志内の町の往来には甘酒売りやパン売りが練り歩いて商売をしていた。

タコのおもちゃを使って客寄せを行い、飴を売っている男に杉元が話しかける。
「タコの飴売りさん 飴買うからさ ちょっと服脱いでくれる?」

なんでだよ、と当然の反応を返す飴売りに、杉元は真剣な表情で続ける。

「なんでって見てえからさ どんな〇首してんのかなって」



スポンサードリンク



飴の対価として金を出すのに、さらにタダで〇首を見せろというのか、と杉元に問う飴売りの男。

それを受けて、飴はいらないからと杉元が返す。

「俺の〇首はそんなに安かねえよ!!」

アシリパはそのやりとりを何とも言えない表情で見つめていた。

白石は別の飴売りの男に桶で水をかけていた。
脱いで着替えた方がいい、と飴売りの服を脱がそうとするが、肘内で反撃を食らう。

飴売りから商売敵が嫌がらせに来たと敵意を買ってしまった杉元と白石は、飴売りから逃げだすのだった。



スポンサードリンク



飴売り

幼い男の子が転がった鞠を追いかけていく。
鞠が軒下に入っていってしまったので、そこを覗き込む男の子。

すると暗がりから白石が出てくる。
「坊や…変な入れ墨がある物売りを見たこと無い?」

あっちにいたよ、とあっさり答える男の子。

トロッコの線路を歩いている男に背後から話しかける白石。

振り向いた男は顔を目の部分だけ出した紙で覆った怪しげな人物だった。
「さあさご注目 「飴こ」が出てくるよ♪」
男は飴売りの口上を言いながら白石の注目を集める。

男が出したのは飴ではなく、首から下げている木箱の上から覗かせた人形の顔だった。

白石は軽く驚いてみせてから、飴売りに変わった入れ墨をしていることを聞いたと話しかける。



スポンサードリンク



「へぇ 見てみたいもんだね」
鋭い目で飴売りを見つめる杉元。

飴売りはおもむろに顔を覆っていた紙をめくる。
そこには無秩序に彫られた入れ墨でいっぱいだった。

その異様さに気圧されつつも、杉元は、それは全部入れ墨なのかと問いかける。

自分で彫った、とさらっと返す飴売り。

飴売りに引き気味の白石。

「なんだよ…変な入れ墨ってこのことだったのか」
杉元は、無駄骨だったぜ、とがっかりした様子で呟く。

飴売りは微かに笑みを浮かべて杉元の表情を観察するかのような視線で見上げると、耐えきれなくなったように笑いはじめる。
「ぷくく…ぐふふふ良い顔…くくく…」



スポンサードリンク



そんな飴売りを無言で見つめる白石。
杉元は、時間をとらせてすまない、と飴売りに声をかける。

既に探した徳富川には手掛かりがなかったので、次は沙流川かと次の方針を立てるべく話し合う杉元と白石。
札幌の殺人事件も気になるという杉元に、先にそっちに行くという手もあると白石が同調する。

アシリパは少し離れた場所から杉元と白石が話している様子を見つめていた。

「若山の親分のがっかりした時の顔もいい顔だったな~」
横を通り過ぎた飴売りが呟くのを聞いて、アシリパは熊と戦って果てた若山親分を思い出し、飴売りの方を振り向く。
「……!? 若山の親分って…」

トロッコが勢いよく走りだす。
「金塊は絶対に見つけられないよ~~」

「!!」
飴売りの発言に驚くアシリパ。
すぐに、今の飴売りを探せ、と杉元に声をかける。

杉元たちは懸命に飴売りを追いかけようとするが、既に姿を見失っていたのだった。



スポンサードリンク



老人を訪ねる海賊房太郎

徳富川の近くにあるアイヌの村で、海賊房太郎は部下を伴って一人の老人の家を訪ねていた。

「もう三俵もってこい」
海賊は部下に米俵を何俵も家の中に運び込ませる。

海賊は目の前の老人に、昔、アイヌが埋蔵金を隠した場所について、御兄上様が関わっていたというあなたなら知っていると噂を聞いたと切り出す。

老人は、どこかの悪党が兄たちを殺して移動させて隠したと聞いており、そこに行ってももう見つからないだろうと答える。

しかし海賊は、それでも構わないから教えてくれと淡々と質問を続ける。



スポンサードリンク



知ってる…、と呟く老人。

そのやりとりを見ていた部下は海賊に、この老人の話はどのくらい信じられるものなのかと訊ねる。

その質問には答えず、老人への質問を続ける海賊房太郎。
「…ところでその前にその埋蔵金はどこの川で獲れたものか聞いたことはあるかね?」

いくつかの川から獲れたと聞いている、と老人は川の名を列挙していく。
「徳富川 空知川 沙琉川 知内川」

海賊房太郎は平太のことを思い出していた。
(アイツが鑑別した産地とピッタリ同じだ…)
手繰り寄せた情報の確かな感触に、笑みを浮かべる。
「で…その砂金はどこに集められたんだ?」



スポンサードリンク



第233話 飴売りの振り返り感想

笑った

杉元も白石も強引過ぎる(笑)。

町の中にいる飴売りの刺青の有無を確認しようと、考えた方法を実践して何とか服を脱がせようとしているが全く成功せず……。

水をかけて脱がせようとしていた白石は、杉元に比べればまだ頭を使っていたかな。

杉元は〇首が見たいからという理由でおっさんがほいほい脱いでくれると思ってるのか(笑)。
もうちょっと、なんというかこう、うまいこと言えないものか……。

しかし飴売りのおっさんも杉元の飴はいらないから〇首をみせろという無茶な要求に対して、俺の〇首はそんなに安くないとかどういうやりとりだよ。



スポンサードリンク




そしてそのやりとりを黙って見つめているアシリパさんの何とも言えない表情がまた笑える。

個人的には、飴売りになんで服を脱いで欲しいのか問われた際の杉元の応答「なんでって見てえからさ どんな〇首してんのかなって」が今回一番笑ったセリフかな。
杉元の殺し屋みたいな表情も相俟って最高だわ。

あと鞠を追いかけていった子供が鞠が入り込んでしまった家の軒下(?)の暗がりを覗いて、そこに白石が現れるシーンがitって映画のパロディそのまんまで笑った。
扉絵でイトウの花を見ていたけど、それとitをかけているっぽい。

映画に詳しい人は、自分には見つけられなかったような、もっとたくさんのパロディを見つけているのかもしれない。映画に造詣が深いとちょっとお得な漫画。それがゴールデンカムイ。



スポンサードリンク




怪しげな飴売り

前回の最後に登場した飴売りが登場した。
この怪しげな飴売りは、林に子供を誘い出した後、一体どうしたのだろう……。

顔中に自分で刺青を彫るイカレた男……。
額の文字はおそらく大悪と彫りたかったのだろうが、大に点がついて、位置は微妙に違うが犬にも似ていてクスッとした。

若山親分のことだけではなく金塊についても知っているあたり、この飴売りが囚人の可能性が高いと思う。

ふざけてはいるが、それだけに底知れない不気味さを感じる。
何だか強そうだな……という印象が残ったかな。

海賊房太郎や札幌で通り魔殺人を行っている犯人とどう話が絡んでくるのだろうか。

もし通り魔も刺青囚人なら一挙に三人も出てきたのは何故か。

同時並行でどのような話が進行していくのか今からすごく楽しみだ。



スポンサードリンク




海賊房太郎強そう

飴売りに続いて、海賊房太郎も強そうだ。

まずその物腰にカリスマ性が溢れている。
アイヌの埋蔵金について知っているというアイヌのお爺さんに米を大量に与えて情報を聞き出そうとするスマートさは、一筋縄では攻略できない雰囲気を感じる。

アイヌのお爺さんを脅してもそれはそれで絵にはなるけど、誰にでも残忍となるとちょっと格は落ちるかな。

そして何より、このお爺さんにいち早く行き着くに至ったその頭脳だ。

戦闘能力も頭脳もカリスマ性も高いレベルで備えている相手にどう戦っていくのだろうか。



スポンサードリンク




杉元たちの一歩先を行っているあたり、海賊房太郎は杉元、鶴見、土方に続く第四の勢力に数えても良いのではないか。

これまで土方チームに加わることなく、最初から最後まで完全に敵として登場した囚人は一度出て来たら、数話以内にその囚人のエピソードが終わってきた。

しかし海賊房太郎は長引きそうな感じがする……。

米を運び込んだ部下も、いかにも海賊房太郎に対して忠実そうな感じがでている。
それがますます海賊房太郎のカリスマの印象を補強する。

杉元たちと海賊房太郎による金塊の隠し場所探しはどちらに軍配があがるだろう。
今のところ海賊がはるかにリードしているように思えるけど、果たしてここから杉元たちは追いつけるのか。

ゴールデンカムイ最新第233話飴売りネタバレ含む感想と考察。第232話あらすじ。怪...
第233話 飴売り前話第232話 家族のあらすじ娘無事出産を終え、愛しの我が子を胸に抱くインカラマッを谷垣が涙を浮かべて見つめている。「よく頑張ってくれたな…」赤子を抱く谷垣。「おお…立派なイ〇モツだ…」それはヘソの緒の残りです、とインカラマッ。「俺に娘が…...

233話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。


スポンサードリンク




第234話 蒸気船

上川丸

杉元たちは歌志内の町を離れて、石狩川に来ていた。

白石はこの時期は陸路がぬかるんでいるので、石狩川を船で下ることで体力を浪費せずに江別に行くことを提案する。

石狩川は樺戸監獄まで船で物資を送るために、囚人が川を整備して船が航行できるようにしたため、舟運が発達していたのだった。

上川丸という蒸気船に乗船し、杉元たちは石狩川を下っていく。
上川丸は浅い川でも進めるように、スクリューではなく船の両側についている水をかく車輪で航行する外輪式なのだと説明する白石。
「昼前には江別に着くぜ」



スポンサードリンク



ヴァシリは杉元たちとは違い、蒸気船に牽引されている小舟に馬と一緒に乗っていた。

「ズキンちゃん こっちに乗らなくて良かったのか?」

アシリパの問いに、馬と一緒がいいみたいだ、と返す白石。

杉元はヴァシリは自分たちと距離を置くことで、尾形がアシリパの前に出現するその時を待っているのだと感じていた。
「アシリパさんを釣りエサとでも思ってるんじゃねえか」

順調に進む上川丸。
乗客たちと一緒に杉元たちも船内で穏やかな時を過ごしていた。



スポンサードリンク



資金調達

船員は行く手に小舟を発見していた。
「なんだあいつら」

二隻の小舟の内一隻に乗っていたのは海賊房太郎だった。
海賊はアイヌコタンで金塊についての情報を買うために手持ちの有り金のほとんどをなくしていた。
心もとなくなった資金を得る先として狙っていたのが、杉元たちが乗る上川丸だった。

船員たちは行く手を遮るように近づいてくる小舟に乗っている連中こそが、噂で聞いた、石狩川で小舟から汽船に乗り込んで金品を奪っている犯人だと直観していた。

海賊の腰元に差してある銃の存在に気付き、船員は自分の直観が正しかったことを確信する。
「乗客の金品や郵便物の現金書留を狙ってんだ」



スポンサードリンク



「舐めんじゃねえ!! 蹴散らしてやるぜ!!」
舵取りをしていた船員は、海賊房太郎が乗っているのとは違う方の小舟に船体で体当たりするべく舵を切っていく。

「うおっ」

船員の狙い通り、上川丸の船体は小舟を音をたてながら破壊していく。
小舟に乗っていた海賊の子分たちはぶつかるその直前に川に飛び込むことで危険を避けていた。

「なんだ?」
杉元は小舟が破壊される音によって、何かが起きている事に気付く。

先にデッキに上がるためのはしごに登っていた白石は、上川丸の船体に小舟がぶつかったことと杉元に報告する。

破壊した小舟から水に飛び込んだ連中を見て、ざまあみやがれ、と笑う船員。



スポンサードリンク



海賊房太郎との出会い

海賊は小舟の上に立って、上川丸が目の前を通っていくのを見ていた。

「どうした かかって来いやぁ!!」
海賊を挑発する船員。

海賊は不敵な笑みを浮かべながら上着を脱ぎ、素早く川に飛び込む。

「水から顔を出したら…その脳天かち割ってやる」
船員は金槌を持ち、水面から海賊が顔を出すのを今か今かと待ち構えていた。

しかし海賊の行動は船員の思惑を超えていた。
海賊は航行する船体の下を潜水で高速でくぐり抜けると、あっという間に反対側に出て急激に浮上していく。
そして水面から勢いよくジャンプし、甲板に着地するのだった。

海賊は腰に差していた銃を手に取り、弾倉をずらすと銃身に「ふッ!!」と勢いよく息を吹き込む。
そして排水された銃身に弾倉を戻し、銃口を舵を握っている船員に突きつける。
「船を停めろ」

「あれ」
海賊の姿を見つけて驚く白石。
「海賊……!!」

それを聞いた杉元は一瞬で殺気を放っていた。
肩にかけていた銃に手をかけて臨戦態勢をとろうとする。



スポンサードリンク



「ん?」
海賊は白石が自分に気付いたのとほぼ同時に、白石に気付く。
「おお~ シライシじゃねえぁ」
笑顔で白石を見つめる。

そのやりとりを見ていた船員たちは彼らが仲間だと判断していた。

「気をつけろ!! その二人も仲間だッ」

「いやいや!!」
事態を把握し、慌てる白石。
「違うぞッ 関係ねえ!!」
顔色を青くして、必死に首を振る。

船員が杉元に向かっていく。

「よせッ」
杉元は海賊が銃の照準を、自分に向ってきている船員に合わせたのに気づいていた。
「やめろバカッ お前撃たれるぞッ」



スポンサードリンク



(やむを得ん)
海賊が撃鉄を下ろし、今にも発砲しようとしているのを感じた杉元は、船員を川に投げ飛ばす。

騒ぎに気付き、乗客たちが騒ぎ始める。

「やめろって言ってんだろッ」
杉元はもう一人の船員も、川に投げ呼ばす。
同時に、杉元が肩にかけていた銃が甲板に落ちていく。

「おいシライシ!! 随分と頼もしい子分がいるじゃねえか!」
いいねぇ! と笑みを浮かべる海賊。

房太郎の4人の子分たちは残った一隻の小舟に乗っていた。
その中の一人が、上りの蒸気船がこちらに向かってくる事に気付く。
「まずいぞ 客に兵隊さんが乗ってるじゃねえか」



スポンサードリンク



第234話 蒸気船の感想

この感じはまさかの共闘か?

凶悪な犯罪者であり、一筋縄ではいかないだろうと思っていた海賊房太郎がいきなり杉元たちと出会ってしまった。

しかしその犯歴に反して、海賊は思いがけずフレンドリーな対応を白石に対して見せている。

もちろん、金が無いから蒸気船を襲うとごく自然に発想するのは凶悪犯といった風情だ。
アイヌに支払った金もそうやって集めたものだったのだろう。

だから海賊がかなりの悪党であることは間違いない。

しかしただ凶悪なだけの人間でもないのか? と思った。
白石を見た時の明るい感じからは、湿っぽいものは感じない。
杉元のことを白石の子分だと勘違いしているようだが、杉元が船員を投げ飛ばしたことに関していかにも楽しそうにしていた。

今回の海賊の態度や行動からは、大物な印象を受ける。



スポンサードリンク



人が水面からジャンプして甲板に着地するとか無理でしょ(笑)。
身体能力は稲妻強盗の坂本慶一郎級じゃないかな?
坂本が陸上のアスリートでトップクラスなら、海賊はスイマーとしてトップかな。

海賊のことを戦わなければいけない相手だと分かっている杉元は、海賊に対して最初から臨戦態勢だった。
しかし船員に仲間同士だと思われてしまった以上、杉元VS海賊が見られるのはこの局面ではなさそうだ。
いや、海賊の性格次第では、案外この二人の対決は起こらなかったりするのかも……。

今のところ杉元、白石、アシリパと海賊と4人の子分の混成軍団が、上川丸の乗組員と兵隊と戦うことになりそう。

それだけじゃなく、この局面を協力して切り抜けた後、土方チームの様に協力し合う展開すらあり得るのでは……?

ただ杉元達と海賊達で金塊に対するスタンスがどのくらい違うかでそれが実現するかどうかが大きく変わって来ると思う。



スポンサードリンク



杉元たちは金塊の全て独占しようという感じじゃないんだよなー。
杉元は梅子の治療のために必要な分があれば良いし、アイヌのために使う金額も現在価値にして何千億分もいらないんじゃないかな。
だから海賊から協力の申し出があれば、応じたとしてもおかしくない。

しかし海賊はどうなんだろう。
金塊を探している動機がまだわからない。ただ単なる私欲だとすれば、杉元達を裏切りそう。
少なくとも杉元達のようなお人好しな部分があまり感られないんだよな……。

海賊が、杉元達が刺青と金塊を探していることを知った時、どう反応するだろうか。

次回はいきなり緊迫した局面から始まる。

杉元達はどうやって乗り越えるのだろうか。
海賊房太郎チームとの関係性はどうなる?

次回が楽しみ!

以上、ゴールデンカムイ第234話のネタバレを含む感想と考察でした。

第235話に続きます。

ゴールデンカムイ最新第235話地獄の郵便配達人ネタバレ含む感想と考察。第234話あ...
第235話 地獄の郵便配達人前話第234話 蒸気船のあらすじ上川丸杉元たちは石狩川に来ていた。体力を使わなくて済むので、石狩川を船で下って江別まで行くことを提案する白石。石狩川は樺戸監獄まで船を使って物資を送るために、囚人が川底の流木などを取り除いて航行...

スポンサーリンク
336×280
336×280

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
336×280