ゴールデンカムイ第98話薩摩隼人の感想(ネタバレを含む)と考察。初登場の鯉登少尉に本物かどうか試される鈴川。鈴川と杉元の運命は……?

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第98話 薩摩隼人

ゴールデンカムイ第97話旭川第七師団潜入大作戦!!の感想(ネタバレを含む)と考...
第97話 旭川第七師団潜入大作戦!!前回第96話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。犬童に扮した鈴川聖弘の鮮やかな騙しの手口。インカㇻマッの拘束を解く谷垣。「助けにきてくれたんですね」とインカㇻマッ。「礼ならチカパシに言うんだな」と谷垣。...

前回第97話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。

鯉戸少尉登場。杉元と鈴川は無事熊岸役のオッサンと白石を交換できるのか?
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「犬童四郎助が網走監獄を一歩でも動けば網走にいる部下から報告が来たはずだ」
受話器に向けて叫ぶように言う鶴見中尉。

「近すぎます鶴見中尉殿」と月島軍曹。

「鯉戸少尉を向かわせろ」

鯉戸少尉? また新キャラきた。

淀川のような小物ではなさそう。

「鯉戸少尉が慌てて出ていった」
木の上から様子を見ていた尾形。
「まずいぞこれは」
「やつは鶴見中尉お気に入りの薩摩隼人だ」

尾形、鯉戸を知っているのね。

鶴見中尉のお気に入りとなると、どうも厄介な相手らしい。

(どういうこと?)白石が状況の把握に頭を働かせる。

「熊岸長庵を連れた部下が待機しています」犬童に扮した鈴川が続ける。

「熊岸と白石の交換は外で行いましょう」

「網走監獄の一件でこちらとしても疑り深くなっておりますゆえ…」

(いいぞ……ここまでは上手く行ってる)とマスクを被って変装した杉元。

(あとはカネで雇った熊岸役のオッサンをこいつらに引き渡しトンズラする)

(なるほど)白石が気づく。

(よく似てるけどこいつはいぬに化けた偽物だ)

(そしてこっちの何のつもりかわかんねえのは服を見るに杉元……)

(俺を取り戻しに来たのか)

白石、ようやく事態を把握したようだ。

さすがにこの状況で杉元怖さに脱出しない選択肢を選ぶことはあるまい。

当の杉元が自ら助けに来てくれているわけだから。


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ガチャ

鯉戸少尉が入室してくる。

鯉戸少尉

新キャラきたー。

浅黒い肌のイケメンです。

一筋縄ではいかない感じが漂っている。

「どうした鯉戸少尉」

「鶴見中尉が旭川へ到着するまで白石には誰とも接触させるなと指示されているはずですが…」
鯉戸少尉が淀川中佐に待ったをかける。

「中尉の言いつけを守らんといけないですかな?淀川中佐」鈴川が淀川を軽く煽る。

鈴川煽るねえ。

見事に淀川の操作方法を心得ている。

(まずい…)杉元が焦る。
(鶴見注意の手下か…)
(淀川は鶴見に弱みを握られている)

まぁ、中佐が中尉に操られるなんて何か弱みを握られている以外にあり得ないもんな。

それだけ鶴見が恐ろしい相手だってこと。

「戻れ鯉戸」淀川が鯉戸に言う。
「お前など呼んでおらん」

「犬童さま……」
鯉戸が続ける。
「ちんちんぬきなっもしたなぁ(だんだん温かくなって来ましたな)」

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「ちんちん?」白石が不思議そうに言う。

いきなり変な展開きたー。

薩摩の方言だね。

同じ日本人でも分からないことから戦争中は暗号に使われていたという。


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「犬童さまが月形におられたとき樺戸に収容されていた薩摩藩の囚人たちと接する機会が多く……」鯉戸が続ける。
「薩摩の方言を流暢に使いこなすとお聞きしました」

「鯉戸…何のつもりだッ」と淀川。

淀川は分かってないのか、それとも意図に気づいて自分の思慮の浅さを鯉戸に思い知らされて荒れているのか。

「さっきおいがなんちゅうたかこたえてみっくんやんせ」鯉戸が薩摩弁で犬童に返答を促す。

後ろ手に銃を構える杉元。

杉元、さすがにこの状況をまずいと思ったようだ。

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犬童(鈴川)「よがへるとひえっくっもんでな(日が暮れると寒くなるけどな)」

(犬童が薩摩弁に精通しているというのは網走の囚人たちなら知っていたみたいだが短い時間でしっかり対策してきた)と心中で思う杉元。
(天才詐欺師と呼ばれるだけのことはあるぜ)

頭がいいんだな。鈴川すごい。


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鯉戸「あさはてあぶいがいりもすな(朝は火鉢が要りますね)」

犬童(鈴川)「わがばっかいしぃちょっど(独り占めしてます)」

鯉戸「つっぎゃげくうたこっがあいもすか(さつま揚げ食べたことありますか?)」

犬童(鈴川)「さけのしおけにがっついじゃっど(酒のツマミにぴったりだ)」

「何言ってるかさっぱり分からんな」と白石。
「ほんとに同じ和人の言葉かよ」

鯉戸「じゅじょなのんごろじゃっどきっもした(相当な飲兵衛だと聞きました)」

犬童(鈴川)「いまごっはよおなりもした(近頃は弱くなりました)」

躊躇なく杉元と鈴川に銃を一発ずつ撃ち込む鯉戸。

杉元左肩にヒット。

鈴川は額にヒット。即死。

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杉元が後ろでに構えていた手から銃が落ちる
マスクが脱げかかる。

「鶴見中尉の情報では犬童四郎助は下戸だ」全く動じる事無く言う鯉戸。

すごいスピード感。

鯉戸がキレ者だということがわかる。

鈴川は完璧に薩摩弁を使いこなせていたが、犬童のパーソナルな情報は全て押さえ切ることなんてできない。

そこを鯉戸にうまくつかれてしまった。

鈴川は即死。杉元が肩を撃たれたのは銃を構えていたからか。

頭を撃てば終わりだったのに、と思ったけど、対抗勢力に対する優位を得るために一人は人質として生かすつもりだったのかな。


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「…むう舐め腐りおって」担がれていたことが分かった淀川は静かに怒る。
「こいつなんてさっさと皮にしてしまえば良かったんだ」
拳銃の銃口を白石に向ける。

ようやく事態を飲み込めた淀川。

騙されていたことの恥ずかしさが怒りに変わったようだ。

「ちょっと待って!」と白石。

椅子を持って白石の前に出る杉元。今度は右肩に淀川からの銃弾を受ける

「杉元ッ」

「俺は不死身の杉元だッ」

杉元かっこいいな。

正直絶対絶命の状況なのにここまで躊躇なく動けるとは。

両肩に被弾した杉元は大丈夫なのか?

杉元と白石が窓ガラスを割って2階から飛び降りる。

「追えッ飛び降りろッ」鯉戸が部下に命じる。

飛び降りようとした部下が外から肩を撃たれる。

「外の仲間か…!!」と鯉戸。

銃で鯉戸の部下を撃ったあと木から飛び降りる尾形。

さすが尾形。いい仕事をする。

「いててて」と白石。

「こっちだ白石ッキロランケたちが馬を待機させてる」

「杉元お前大丈夫かよ」

「走れ白石ッ」

「逃がすなッ」と鯉戸。

「杉元こっちはダメだッ」尾形が後ろから声をかける。
「南へ逃げろあっちだッ」
「さっきの銃声で蜂どもがあちこちの巣から飛び出してきた」

「杉元が撃たれちまった」走りながら尾形に報告する白石。

「不死身のなんだろ? 死ぬ気で走れッ」尾形も走る。

「無理だッ こんな傷の杉元が走り続けられるわけねえッ」

「俺の…足が止まったら…白石っお前がアシリパさんを網走監獄まで……」

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杉元はなんという良い男なのか。アシリパさんのためとはいえ……。

走りついた先に、膨らみかけの気球がある。

「何だありゃあ!!」驚く白石。

「気球隊の試作機だ!!」と尾形。

「あれだッ あれを奪うぞッ」白石が尾形に言う。

無表情で追跡してくる鯉戸。

気球を奪う展開。

鯉戸はターミネーターのように追って来る。

以上、ゴールデンカムイ第98話のネタバレを含む感想と考察でした。

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