ゴールデンカムイ最新第210話甘い嘘ネタバレ含む感想と考察。第209話あらすじ。真相に気づいた鯉登少尉だったが……。

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第210話 甘い嘘

前話第209話 ケソラプのあらすじ

エノノカの村に到着

杉元たちが犬橇で向かうのはエノノカの村。

リュウはイソホセタに昇格し、先頭で犬橇を引くようになっていた。

頭にはリュウが憧れていた飾りがついている。

それを見て、サマになっていると笑みを浮かべる杉元。

エノノカの村に着き、犬橇が定位置に止められる。

リュウの頭飾りを見て、フン、と鼻から息を吐くのはエノノカのじいちゃん(ヘンケ)の同じく頭飾りを持つ先頭犬。

地面にうつ伏せに寝そべるリュウを撫でながら、先頭犬になれる良い犬は他の犬とは違って飼い主と一緒に寝起きするそうだ、とアシリパ。



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「リュウはここにいた方が大切にしてもらえるな」
笑みを浮かべる白石。
「自分の居場所を見つけたわけだ」

そんな白石をじっと見つめるチカパシ。

「世話になったなリュウ」
杉元、アシリパ、谷垣、白石、チカパシが同時にリュウの顔をワシャワシャと撫でる。
「ありがとうな」

月島軍曹は通りすがりの馬橇に声をかけて、大泊まで乗せてもらえるように交渉していた。

それはこれまで樺太を一緒に大きく縦断してきたエノノカとヘンケとの別れを示していた。



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エノノカの涙

エノノカはスンスン、と泣きながらも、杉元たちに請求したこれまでの料金をきちんと札を一枚一枚数えて確かめていた。

「ホントしっかりした子だなぁ~」
一向に泣き止まないものの、それでも指先は手元の札をペンペンと着実に数え上げていくエノノカの様子に杉元は感心していた。

エノノカは数え終えると、金主の鯉登少尉との固い握手を交わす。

「エノノカ…」
エノノカに声をかけるチカパシ。
しかしエノノカは泣き止みはしたものの、チカパシの方に振り向くことなく、元気の無い様子で立ち去ってしまう。

「待っててやるからちゃんと話しておけよ」
遠くなっていくエノノカの背中を見つめているチカパシに杉元が声をかける。

谷垣はそんなチカパシを言葉もなくじっと見守っていた。



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エノノカは木の幹に隠れるように座っていた。
「さよならしない チカパシ来るまで待つ」
近付いてきたチカパシに背を向けながら語り掛けるエノノカ。
「ホホチリ切ったらなくさないで」

額のホホチリに触れるチカパシ。

「エノノカ忘れないで」

「うん…絶対忘れない」
チカパシはエノノカをじっと見つめながら答える。

行くぞ、みんな乗れ、と鯉登少尉の声が聞こえる。

出発の時が来たのを察知し、チカパシがエノノカに最後の言葉をかける。
「また来るね エノノカ」

エノノカはチカパシに背を向けたまま、目から零れ落ちる涙をひたすら拭っていた。



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別れ

「あばよ爺ちゃん みんな達者でな」
大泊に向けて走り出した馬橇から杉元が手を振る。

馬橇を見送って手を振り返していたのはヘンケだけだった。
その足元にはリュウもいる。

チカパシは遠くなっていくヘンケのその背後、脚にしがみ付くように隠れているエノノカをじっと見つめていた。

進む馬橇。

チカパシは前を向く。

「チカパシッ」
エノノカはヘンケの背後から姿を現し、馬橇に向かって叫ぶ。

素早く振り向くチカパシ。
「エノノカ!! 待ってて!! おれ絶対に…」

しかしチカパシは思わず身を乗り出し過ぎて、馬橇から滑り落ちてしまう。



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チカパシの様子に気づいた谷垣が素早く、ひとり落ちたと言って、馬橇は停止する。
「大丈夫か チカパシ」

立ち上がるチカパシ。

早く来い、と白石。

チカパシはエノノカの方をじっと見つめて立っていた。

「置いてっちまうぞチカパシッ」

振り向くチカパシ。しかし馬橇の方には歩こうとせず、何かを言いたげな表情で馬橇上の谷垣たちに視線を送る。

どうしたんだアイツ、と不思議そうな白石の隣、谷垣は何かを察して、少し待っててくれと馬橇を降りる。

チカパシの元へ歩いていく僅かな道のりの間、谷垣の脳裏にはチカパシとのこれまでの想い出が駆け巡っていた。



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自分の後を必死で追いかけるチカパシ。

インカラマッを家族だと主張するチカパシ。

大吹雪で命の危険に晒される中、杉元と一緒に身を寄せ合ったチカパシ。

「谷垣ニシパ…」
チカパシは目の前で足を止めた谷垣の顔をゆっくりと見上げる。
その顔に大粒の涙が落ちる。

「チカパシ…お前はここに残って自分の本当の家族を作りなさい」
谷垣は溢れる涙を拭おうともせず、チカパシに語り掛ける。

「うん」
チカパシの目にも涙が浮かんでいた。
しかしその表情は明るい。
「インカラマッもオレと同じ一人ぼっちだから谷垣ニシパが家族になってあげてね」
谷垣を見上げる。



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受け継がれる二瓶の精神

谷垣は肩にかけていた銃を外すとチカパシに差し出す。
「この銃をお前にやる」

「この銃は俺を救ってくれたひとから受け継いだ銃だ」

「これで狩りに行ってヘンケたちに世話になった恩を返せ」

「でも……身体が大きくなるまでまだ使うなよ」

「俺はそばで支えてやれない」

「その銃を使うときはひとりで立つんだ」

谷垣の言葉をじっと聞いていたチカパシは、受け取った銃の銃口を天に向けるよう銃身を握り、谷垣を見つめる。
「ひとりで立つ…これも〇起だね? 谷垣ニシパ」

フ、と笑う谷垣。
「そうだ〇起だ!! チカパシ!!」
もう谷垣の目に涙はなかった。



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「アシリパをちゃんと連れて帰ってね フチを元気にさせて」
馬橇に戻っていく谷垣にチカパシが声をかける。

「ああ わかった!!」
谷垣は力強く答える。

谷垣が乗った馬橇が走り始める。

「あばよチカパシッ」

「元気で暮らせ!!」

馬橇の面々は皆一様に笑顔だった。

チカパシは遠ざかっていく馬橇を見送る。

チカパシが遠ざかっていく。
谷垣はもうチカパシの方を振り返らなかった。

馬橇が見えなくなるまで見送った後、チカパシはエノノカの方へ振り返り、笑顔で駆け寄って来るエノノカに近づいていくのだった。



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第209話 ケソラプの振り返り感想

素晴らしい別れ

エノノカ、じいちゃんとの別れは樺太から離れることになれば必ずやってくるものと覚悟していた。

しかしまさかチカパシ、そしてリュウとも別れることになるとは……。

寂しくなるけど、でもこれ以上ないくらい良い別れだった。

考えてみれば、特にチカパシに関しては杉元たちが樺太に到着した時からフラグは立ってたように思う。

荷物に紛れて杉元たちについて来たチカパシは、きちんと自分の居場所を選んだ。

橇から転げ落ちたチカパシがすぐに杉元たちの元に戻らず、エノノカたちの方を見つめながら立ち尽くしている様子から、すぐにチカパシがここに残りたがっていると察した谷垣がもうほとんど父親。



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谷垣も立派だったわ。

チカパシを送り出す谷垣の態度も、まさに父親のそれだった。

血のつながりなんて関係ない、という野田先生からの強烈なメッセージと受け止めた。
谷垣にとってはほとんど息子だったチカパシとの別れ際、ボロボロと涙を流す谷垣にさすがにもらい泣きしたよ……。

チカパシは涙を流しながらも、キッと力強い目で谷垣を見返し、すっくと立っていた、いや、〇っていた。
このチカパシの最後の姿から、彼は谷垣から本当に良い影響を受けたんだなと改めて思った。

谷垣は師であり、兄であり、父だった。

チカパシはそんな谷垣から色々なものを得たと思う。

生きる術、男の在り方、そして親子の大切さ……。



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谷垣がチカパシに渡した村田銃は、元々は二瓶のもの。

彼の勃起の精神はチカパシに見事に受け継がれた。
こういう継承の仕方、すごく好きだわ。

しかし谷垣もまた、与えるばかりではなくチカパシとの交流から得たものは大きかったことは別れ際の彼の一連の態度が如実に物語っている。

初登場時の谷垣と比較すると、まぁ野田先生による谷垣のギャグキャラとしての新しいキャラ付けによる印象もあると思うけど、かなりとっつきやすくなったように思う。
元々谷垣の心の内にあったものが、チカパシとの交流によって引き出された感じ。

チカパシとリュウの樺太での新しい生活が幸せであることを願いたい。



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今後の展開がハードになっていく暗示か

リュウの離脱も寂しいんだよなー。

多分リュウは、犬の魅力がたくさん詰まった奴だったんじゃないかな。

ただ単にかわいいだけではなく、憎らしいところもあったり、本当に丁寧に「犬」というものが描かれていた。

自分は犬を飼ったことはないけど「そうそう、犬ってこんなことやるよね」と思ったもの。活き活きと描かれていたと思う。

谷垣がチカパシに託した村田銃と同様、リュウもまた二瓶を主人としていた。

チカパシ、村田銃と一緒に樺太に居場所をみつけたというのは樺太編の見事な締め方だと言える。

チカパシ、エノノカ、リュウと杉元一行の癒し役たちが離脱した。

これは、この後の展開がよりハードになっていく暗示でもあるのか……。

大泊では、鶴見中尉との対面が控えている。

一体どうなるのか……。

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209話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。

第210話 甘い嘘

真相に気づいた鯉登少尉

大泊に到着した杉元たちは、鶴見中尉との対面を明日に控えていた。

鶴見中尉の写真を眺めながら浮かない表情の鯉登少尉に話しかける月島軍曹。
そして鯉登少尉は、鶴見中尉がやって来る前に聞きたいことがあると話をし始める。

以前、亜港の病院にて、尾形は去り際に、鶴見中尉に会ったら「満鉄」のことを聞いてみるよう言い残していった。

日露戦争後、ポーツマス条約でロシア帝国から得た満州の鉄道権益、南満州鉄道株式会社は、その本質を経営ではなく、東北アジアへの日本領土拡大としていた。

そんな満鉄の経営が上手くいくはずがないと反対していたのは第七師団団長、花沢幸次郎中将。



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鯉登少尉の父は花沢中将と友人関係で、満鉄も父から聞いていたことだった。

満鉄の計画は、反対派の花沢中将の自刃によって重しがとれたように進んでいった。

鯉登少尉は、日露戦争帰還後に鶴見中尉が言っていた言葉を月島軍曹に確認させるように口にする。
「戦友たちは今も満州の冷たい土の中 満州が日本である限り彼らの骨は日本で眠っているのだ」

その上で鯉登少尉は、花沢閣下の死に鶴見中尉殿が関わっているのかと問いかける。



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鯉登少尉は尾形が父を自刃に追い込んだ中央に不満を持って、当初は鶴見中尉に協力していた。しかし真相をしって、謀反を起こした。
そう考えれば辻褄があうと続ける。
「そして尾形がなぜそれを私に伝えたのか…」

自分達を混乱させるためには何だってしますよ、と月島軍曹。
そして、なぜいまさら尾形の言葉を真に受けるのかと問い返す。

「バルチョーナク」
鯉登少尉は確信をもって、ロシア語でボンボンを意味する単語を口にする。
それはかつて自分がは函館で拉致監禁された際、現場で犯人から聞いた言葉でもあった。
このことから、犯人の中に正体が尾形がいたと確信した様子で月島軍曹を問い質す。



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旅館。

アシリパは杉元に、自分はまだ鶴見中尉に会ったことがないと切り出し、どんな男なのかと不安げな様子を見せる。

杉元は今後、鶴見中尉と北海道で残りの刺青を集めるのか、そして、鶴見中尉たちが金塊をみつけたらどうなるのかとアシリパの質問が続く。

「少なくともアシリパさんを追うものは誰もいなくなる」
伏し目がちに答える杉元。

しかし即座に、ちがう、とそれを否定するアシリパ。
「アイヌはどうなる?」



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鯉登少尉の追及

鯉登少尉の、かつて自分が拉致監禁された現場に尾形がいたとの主張に、月島軍曹は犯人はロシア人であり、射殺死体を見たはずと否定する。

しかし鯉登少尉の疑念は一向に晴れない。
「あの覆面の中にはお前もいたのか? 月島!!」

尾形に完全に手玉にとられている、冷静になるようにと鯉登少尉を諫める月島軍曹。

鯉登少尉は、鶴見中尉を中心にその部下が自分たち親子に芝居を打ち、救出劇で恩を売って、政権転覆の際のコマとして父の大湊水雷団を利用したかったのではないかと舌鋒鋭く追及を続ける。



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さらに、尾形が「満鉄」と言ったのは、花沢中将と尾形のように、自分と父も鶴見中尉のコマだと伝えたかったからだと鯉登少尉は月島軍曹に詰め寄る。

馬鹿げた被害妄想だと切って捨てる月島軍曹に、鯉登少尉は、本人に聞く、と鶴見中尉への疑念をさらに過熱させていく。
「父上の前で全部明らかにさせるッ」

「あなたたちは救われたじゃないですか」

「…………なに?」
たちどころに変わった月島軍曹の雰囲気に、鯉登少尉は今までの勢いが一気に消沈していた。

「尾形も満鉄と花沢閣下の関係まで知っていた」
「てっきり中央に鶴見中尉を差し出すつもりかと…」
父親を殺せて尾形も満足したはず、何が不満なのかと月島軍曹。



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月島軍曹に飲み込まれる

「尾形が…殺した?」
戦慄する鯉登少尉。

月島軍曹は自分も鶴見中尉による手間のかかった芝居にやられたと告白する。

野戦病院で会った佐渡訛りの男は、その特殊な訛りから、本当に自分と同じ佐渡の出だろうと月島軍曹は判断していた。
しかし戦後、あることに気付く。

それは、彼がいた第二師団は、第七師団から60キロ離れた山岳地帯にいたはずであり、そもそも自分が担ぎ込まれた野戦病院で会えないはずということだった。

月島軍曹は、鶴見中尉が9年越しに月島軍曹をどう騙していたか、どれだけ労力を使っていたかを明かされていた。
「彼のためなら命を投げ出し汚れ仕事も進んでやる兵隊を作るために」



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しかし、月島軍曹の様子に怒りはなかった。
自分の人生には利用されて憤るほどの価値などないから良い、と自嘲する月島軍曹。

そして月島軍曹はおもむろに、鶴見中尉が金塊を手に入れた後を順を追って確認するように話始める。

金塊を資金源に北海道の資源の活用して軍需産業を育成。
政変を起こし、軍事政権を樹立。
第七師団の地位が向上。
戦友の眠る満州を日本の領土に。

「大変よろしいじゃないですか」
さらっと言う月島軍曹。

鯉登少尉は、それが鶴見中尉の全ての、最終的な目的なのかと問う。

それに対し、鶴見中尉は「甘い嘘」で救いを与えるのが得意なので本当の目的はわからないと月島軍曹。
そして、鶴見中尉が行こうとしている場所の途中に政権転覆や満州進出が必要不可欠なら、それについていっている者たちは救われる。
だから何の文句もないはずと結論するのだった。



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「月島」
鯉登少尉から、さきほどまでの怒りは消えていた。
そして月島軍曹の異様な雰囲気に飲まれつつあった。
「お前はどうして…」

何かとんでもないことを成し遂げられるのはああいう人でしょう? と月島軍曹。
「私は鶴見劇場をかぶりつきで観たいんですよ 最後まで」

鶴見中尉は鯉登少尉も平気で消す。
よって、今聞いたことは全て胸にしまっておいた方が懸命と続ける月島軍曹。
「そして、その汚れ役をするのは私です」

鯉登少尉は完全に言葉を失っていた。
呼吸が乱れる。



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「鶴見中尉スゴ~イ!!」
思いっきり体をそらす鯉登少尉。

そもそも初対面の鹿児島での偶然の出会いも仕込みだったと言って、そんなに必要とされて嬉しいとさらに体をそり続ける。

「あああ早く会いたいッ 早く鶴見中尉殿に会いたいッ」
地面で寝転がり暴れる鯉登少尉。

月島軍曹は、そんな鯉登少尉を無表情で見つめていた。

翌日、鶴見中尉を乗せた船が大泊に到着する。

上陸用意、と鶴見中尉。



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第210話 甘い嘘の感想

夏にふさわしい回

怖いです。鶴見中尉はもちろん、月島軍曹が闇が深すぎる。

月島軍曹は鶴見中尉に騙されたことに気付いていた。
というか、本人から知らされていた。

それでもなお、鶴見劇場をかぶりつきで最後まで観たいと言わしめる鶴見中尉。

そして言ってしまう月島軍曹。

狂気だわ。

鶴見中尉の大き過ぎる野望と、自身の人生に価値を見出せなくなった月島軍曹の相性が最高で、最悪。

あまりにも危険な組み合わせだ。

鶴見中尉が自ら月島軍曹に種明かしをしていたのはうまいと思う。

人間心理を熟知していたからこそのやり方だろう。



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鯉登少尉が選んだのは

種明かしをされてもなお、選択したのは服従だった。

鯉登少尉、最初は鶴見中尉に食って掛かるのかなと思ったら、まさかの月島軍曹によって落ちてしまった。

鶴見中尉スゴ~イ!! と鶴見中尉への忠誠をわかりやすく表現したものの、この自身の内面を制御しきれてない、あまりにも白々しい表情が、面白くも痛々しく感じた。

もちろん、初見では吹いた。

でもこの裏に蠢く人間心理の複雑さに微妙な気分になった。



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いよいよアシリパさんの鶴見中尉との初対面も近い。

果たして杉元とアシリパさんは一緒にいられるのだろうか。

鶴見中尉の北海道独立宣言が、アイヌに何の影響ももたらさないわけはない。

アシリパさんが懸念していた通り、現地のアイヌに何らかの影響が出てくるだろう。

たとえば、工場を建てるためにアイヌの土地を接収するとか。

果たして、杉元は生き続ける事ができるのか?

そもそも鶴見中尉はもう杉元を用なしよ判断し、銃を向けそうな気がするけど……。

そして、鶴見中尉とアシリパさんとの邂逅。

来週はおそらくそうなるのではないか。

どんな会話になるか非常に楽しみだ。

以上、ゴールデンカムイ第210話のネタバレを含む感想と考察でした。

211話に続きます。

ゴールデンカムイ最新第211話怒りのシライシネタバレ含む感想と考察。第210話あら...
第211話 怒りのシライシ前話第210話 甘い嘘のあらすじ鯉登少尉の疑念大泊。杉元一行はすでに大泊に着き、鶴見中尉の来訪を明日に控えていた。鶴見中尉の写真を片手に浮かない表情をしている鯉登少尉が、月島軍曹に鶴見中尉がやって来る前に聞きたいことがあると話し...

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