ゴールデンカムイ第99話飛行船の感想(ネタバレを含む)と考察。逃げる杉元たちを追う鯉登少尉。逃走劇はついに空へ舞台を移す。

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第99話 飛行船

ゴールデンカムイ第98話薩摩隼人の感想(ネタバレを含む)と考察。初登場の鯉登少...
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前回第98話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。

飛行船に乗った杉元らを追跡する鯉戸少尉。白石と杉元が緊迫の会話。
「銃をよこせッ」と杉元。

「全員下がれッ」銃を構えながら尾形。
「もっと離れろ」

「早く動かせっていってんだろッ」と白石。
「動かしたらさっさとおりろ」

「いまやってる」飛行船を管理していた兵が焦りながら。

この、杉元らより全然手勢が多いはずの兵たちは武器を持っていないのか。

随分簡単に飛行船が乗っ取れそうだ。

「さっさと乗れ」と尾形、白石に言う杉元。
乗ってから兵に向かって言う
「下がれ撃つぞ」

「どうせうてっこねぇ ハッタリだ」
「撃てば飛行船に当たらんでも水素に引火しかねんッ」
「逃がすな捕まえろ」

どんどん兵に兵が積みあがっていくようにして飛行船を掴もうとしてくる。

どうやらこの様子だと水素に爆発する懸念から銃を持ってないのと、せいぜい軍刀くらいということが判明。

兵たちは怖いものなしで銃を構える杉元らには敵わないと見たのか。


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「離せテメエらコラッ」杉元が足で兵をガンガン蹴る。

「あっ俺の軍刀」兵が自分の軍刀を取り上げられる。

兵の軍刀を取り上げて積みあがった兵の背を駆け上がる鯉戸少尉。
ジャンプして空中を泳ぐ動作をして飛行船に掴まることに成功する。

鯉戸少尉(笑)。ルパンかよ(笑)。
0~90年代のアニメに良く見られたような動作。

軍刀を構えて杉元と対峙する。

「鯉戸少尉…!!」

ここ良いシーン。

アクション映画だね。実写でも見ごたえがあるだろう。

「なんだありゃ」牛山が飛行船を見上げながら言う。

家永が飛行船を指差す。

「杉元たちが乗ってる」とキロランケ。
「やっぱさっきの銃声はあいつらだ」
「アレは逃げる気だ」

馬で駆けるアシリパ。
飛行船に視線をやりながら馬で追いかけていく。

先を読んで動いているアシリパさん。

頭が働いてるなぁ。優秀だよアシリパさんは。


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「銃剣よこせ」と尾形に言い放つ杉元。
「俺がやる」

「示現流を使うぞ」と尾形が忠告する。
「2発撃たれた状態で勝てる相手じゃない」

示現流はヤバい。一撃必殺の剛剣としてあまりに有名。

ただ、飛行船の上という足場の不安定さを考えるとまだ本領発揮とはいかないだろう。

「尾形百ノ助 貴様……」鯉戸少尉が尾形に向けて言う。
「鶴見あsもがつぉjがjpごあpkghぱ」

薩摩弁で何を言っているのか分からない(笑)。

鯉戸少尉の特徴がひとつ露見した。

「相変わらず何を言ってるかサッパリ分からんですな 鯉戸少尉殿」極めて冷静な尾形。
「興奮すると早口の薩摩弁になりモスから」

尾形ぁ~~~……。

……煽り過ぎ(笑)。


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鯉戸少尉に向けて飛行船から身を投げ出して飛び蹴りする白石。

(白石!?)虚を突かれた鯉戸。

「シライシぃ!」叫ぶ杉元。

蹴りが鯉戸少尉に見事ヒットし、飛行船から落ちていく鯉戸。
「だfsdjhごあspどぎあjかl;」
興奮で早口の薩摩弁を言いながら落ちていく。

いつの間にかつないだのか、自らと飛行船をつなぐ紐がビーンと伸び、白石は落ちない。

「あはははっ」会心の笑顔の白石。
「アバヨ鯉戸ちゃん」

おおー! 白石がファインプレイ!

これはかっこいい。

杉元と鯉戸少尉の対決が見られなかったのは残念だけど、今は戦う時では無かったということか。

身体能力というか抜け目の無さ、頭脳プレイが白石の真骨頂。


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「シライシ木に突っ込むぞぉ」と、喜ぶ白石に向けて叫ぶ杉元。

ぶら下がったままの白石は森に向けて一直線に突っ込んでいく。
飛行船は浮いているが、白石はそれより下の高度を紐で繋がれた状態でぶら下がっている。

「痛ッ」森に突っ込んだ白石が悲鳴を上げる。
「痛ででッ」

そこにアシリパが現れ、白石をキャッチする。

「アシリパさん!」と杉元。

アシリパさんもファインプレイ。

杉元組はチームワークが良いね。

木に引っ掛かった鯉戸少尉。
鶴見ブロマイド見ながら薩摩弁で独り言。
「鶴チュウイどんにがられる(鶴見中尉に叱られる…)」

鶴見中尉のファンかい(笑)。

どんだけカリスマ性があるんだ鶴見中尉は。

恐ろしい敵だなと思う。

窮地を脱した杉元。
「肩の銃弾は貫通してるが左胸にはまだ弾が入ってる」
「あとで取り出さないと」

「こんな危険を犯してまで俺を取り戻しにくるなんて……」
「俺は脱獄王だぜ」白石が言う。
「自分で逃げられたのに……」

「みんな白石は諦めようと言った」アシリパが神妙な顔で言う。
「でも助けに行こうと言ったのは杉元だけだ」

アシリパさん良い言い方だね。


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「ほんと?」嬉しそうな白石。

ホッとしたような、嬉しいようなそんな表情。

「網走では白石が必ず俺たちの役に立ってくれる」杉元が続ける。
「お前を信じてたから助けに行こうと決めた」

「でも思い出したんだよ……シライシ」急にトーンが下がったような様子の杉元。
「鰊番屋で出会った変なジジイのことを……」

「お前……土方と内通してたな」

「ずっと土方にこっちの情報流していたんだろ……」

これは怖い。白石からしたら天獄から地獄に落とされたような気分だろう。

背中をメッタ刺しにされる夢を思い出す白石。
思わず飛行船から飛んで逃げようとする。

思わず一か八か飛行船から飛び降りようとするほどに杉元が怖いんだな。

「待てシライシ逃げるな!!これを見ろ」

自らの懐から刺青を取り出す杉元。

「あ……!!それはッ」

「白石が札幌で牛山に手渡した辺見和雄の刺青の写しだ」
「土方歳三が俺に見せてきた」
「確認してみたが……」
刺青を手放す杉元。刺青人皮が飛行船からひらひら舞い落ちていく。
「デタラメの写しだった」

「白石は俺たちを裏切ってなかった」

白石頭脳プレイ……なのか?

白石の事だから単純に間違えただけということは無いのか(笑)?


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「そうッ その通りッ!!」
杉元を指差す白石。
「言ったはずだぜ 俺はお前らに賭けるってな!!

もし狙ってやったのだったら最初から弁明すればいいのにと思った……。

「でも牛山がこのばにいなくて良かったな」続ける杉元。
「旭川製特大ストゥで白石の肛門を破壊するって言ってたぞ「」

「やだぁっ」白石が悲鳴を上げる。

白石でオチた(笑)。便利な男だ。

やはり白石は杉元やアシリパのそばにいて欲しいね。

以上、ゴールデンカムイ第99話のネタバレを含む感想と考察でした。

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