ゴールデンカムイ第78話夕張炭鉱の感想(ネタバレを含む)と考察。役者たちは江渡貝屋敷に集う。そして舞台は夕張炭鉱へ。

スポンサーリンク

第78話 夕張炭鉱

ゴールデンカムイ第77話まがいものの感想(ネタバレを含む)と考察。鶴見中尉が江...
第77話 まがいもの前回第76話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。江渡貝、偽の刺青人皮を完成。杉元たちはちょっと休憩。江渡貝の館。強く玄関のドアが閉められる。「んも~…何度言えばわかるんだろッ 育ちが悪いんだきっと…」何かを腕に装着する江...

前回第77話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。

江渡貝を追い詰める尾形。月島を追う杉元と白石。

江渡貝

銃身の固定に使っていた木に刺した銃剣を抜き、江渡貝の館に使づく尾形。

窓際で尾形の姿を確認する江渡貝。
「誰だあの人は…こっちに来る!!刺青人皮を奪いに来たのか?」

1巻の杉元との戦闘でやっていた狙撃法だ。
これで化け物のような射程距離を誇る精密射撃ができる。

場面転換。

杉元と白石、月島軍曹を発見。
「鶴見中尉のところで見なかったか?」と白石に聞く杉元。
「見たような見なかったような」と答える白石。

「俺らと同じように例の本の話をどこかで聞いて探しに来たのかもな」
「本を盗んだ家に刺青人皮らしきものがあったって噂を…」と杉元。
「あとをつけてみるか」

「キロランケとアシリパちゃん呼んでくる?」
「むこうで聞き込みしてるけど……」と白石。

「いや見失う…一緒に来い」と杉元。

自分の直感を信じて月島軍曹を追う杉元。正解。

さすが。


スポンサードリンク



場面は再び江渡貝の館。
江渡貝
「逃げないとッでも出入り口は玄関しかないッ」と慌てる江渡貝。
「どうしよう…ッ」
逃げるために、大急ぎで出来上がったばかりの刺青人皮を集める江渡貝。

「月島は長風呂だからしばらく戻ってこない」と銃に弾をこめる尾形。
「ここで何を企んでいるのか剥製屋に吐かせる余裕はあるだろう」

玄関ドアを蹴破って館内に侵入する尾形。
尾形と白熊
置いてある銃のレバーを抜き取って使用不能にしておく。

江渡貝に接近する尾形。

果たして贋物の刺青人皮の存在が尾形に知られてしまうのか。

館に戻る月島。お爺さんに話しかけられる。
「兵隊さん!ああああ……」
「ああああっちに白い熊が走っていったぞ」

「そうですか~今日は暖かかったですね~」真面目に取り合わず流す月島。

月島とじいさん

シロクマは伏線。


スポンサードリンク



ドアを開け、入った先の部屋の様子にギョッとする尾形。
「なんだこりゃ」
そこにあるのは、まるで生きているかのような人間の剥製の群れ。
中には鶴見中尉らしきデザインの剥製もある。
「いい趣味してるじゃねえか」

色見本を拾って「これは厄介だな」と言う尾形。
「これでは鶴見中尉に有利過ぎる」
「剥製屋の坊やは鶴見中尉にぞっこんらしい」
「懐柔は難しいかもしれ……」

尾形、動物の剥製の集まっている部屋を見て。
「しまった……逃げられた」
白熊

動物の剥製を見て考えが至ったのであればやはり直感が鋭い。
さすがネコ科に分類される男、山猫尾形。


スポンサードリンク



その刹那、月島が尾形の隙をついて銃剣を銃の引き金部分に突き通し、
左足で尾形の腹を蹴りつける。

二人の距離が離れて引き金から銃剣が抜けすかさず尾形が月島に発砲する。

「よくも前山を…ッよくも戦友を殺せたものだな尾形よ!!」と壁に隠れながら月島が叫ぶ。

「お前たちは反乱分子だ」静かに言い放つ尾形。

「本部の飼い猫め」「わかっているぞ貴様の魂胆は!!」月島は叫ぶ。

本部に出世の為の手土産として、力をつけ、
増長して本部が手に負えない状態になった鶴見を始めとした反乱分子を
差し出そうとしている、と月島は続ける。
尾形
「第七師団長であった父君をこえたいがために仲間を売るのだッ」
尾形
眉一つ動かさない尾形。「仲間だの戦友だの……」
「くさい台詞で若者を乗せるのがお上手ですね鶴見中尉殿」

情報将校というだけでは出来ない。
やはり鶴見のカリスマ性を物語っているといっていい。


スポンサードリンク



尾形は月島に向けて発砲する。弾は壁を貫通し、月島軍曹は間一髪で助かる。

「江渡貝ッ生きてるか!?」呼びかける月島軍曹。
本来刺青人皮があった場所に刺青人皮が無いことに気づき、
月島とじいさん
瞬時に江渡貝の館に戻る道中のお爺さんの「白い熊があっちにいった」という発言を思いだす。
「あれかッ」

着ぐるみ状になったシロクマを身にまとってトロッコの線路上を走る江渡貝。
「完成したニセ物の刺青6枚と本物の2枚…奪われる訳にはいかないッ」
「鶴見さんに必ず渡さないと…!!」

外に走り出る月島軍曹。
(少ない弾薬で尾形とやり合うよりここは江渡貝と刺青人皮を確保して退散だ)

月島軍曹もさすが。江渡貝がどうやって逃げたか考えが至った。
鶴見中尉の下で働くだけある。


スポンサードリンク



「江渡貝を追っていったか」と尾形。
「月島より先にとっ捕まえないと…」

いつの間にか館に侵入していた杉元と白石。
杉元と白石
「いま出て行った兵士はほっといていいの?」ドアから顔だけだして部屋をのぞく白石。

「この家が気になる」と探す気配の杉元。

(不死身の杉元…!?これまた厄介な野郎が来やがったな……)
銃を構え、壁際で息をひそめる尾形。

「見ろよ杉元誰か死んでる!さっき銃声はコイツと戦ってたのか?」
「あやしいぜ 例の本があったのはここかも」

人間の剥製が集合している部屋に入ろうとする白石。
その白石に死角から、口元で「シ~~」と人差し指を立てて銃口をつきつける尾形。
尾形と白石
「お前が白石由竹だな? 土方歳三から聞いてるぜ」
(こいつらに月島の邪魔をさせるか…)

「白石気を付けろ」叫ぶ杉元は続ける。
「この兵士は外から撃たれてるぞッまだ家の中に誰か居るかもしれん」

「……杉元」白石。鶴見中尉に似せた剥製を持ち出しながら。
「見ろよこれ…!!鶴見中尉はおそらくここで刺青人皮の偽物を作っていたんだ!!」
「さっき出て行った兵士はそれを奪い合っていたに違いない」
「今すぐ追ったほうがいいぜッ」

白石脅されてる(笑)。もはやいつもの光景と言っていいだろう。

さすがに尾形対白石じゃあ相手にならないし。


スポンサードリンク



場面転換。シロクマ姿で追ってから逃げるために走る江渡貝。

「シロクマ見た?」と子供に聞く月島軍曹。

杉元と白石
探す杉元、白石。聞き込みをする尾形。

「鶴見さんッ鶴見さんッ」ひたすら逃げる江渡貝。

「江渡貝くーん」追いついた尾形。
尾形
「鶴見中尉という死神に関わったのが運の尽きだ」銃口を突きつける。

突如、江渡貝の後方から月島軍曹がトロッコで現れる。
「乗れ江渡貝ッ」江渡貝を強引にトロッコに引き込む。

杉元と白石の目の前を江渡貝と月島軍曹がトロッコで走り去る。

「いたッ」
「俺たちもトロッコで追いかけるぞッ」

トロッコに乗る江渡貝と月島
トロッコでカーチェイスが始まる。

ゴールデンカムイ第79話大非常の感想(ネタバレを含む)と考察。夕張炭鉱でのトロ...
第79話 大非常前回第78話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。偽の刺青を手に炭坑へ逃げ込む江渡貝と月島軍曹。追う杉元、白石。静観する尾形。杉元、白石から逃げるためにトロッコに乗った江渡貝と月島軍曹は坑道に侵入する。「このまま坑道に入って...

第79話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。

スポンサーリンク
336×280
336×280

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
336×280