ゴールデンカムイ最新第257話がっかりした顔ネタバレ含む感想と考察。24人目の刺青人皮を知る意外な人物とは。

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第257話 がっかりした顔

前話第256話 あらすじ

腹部を撃たれ、階段を転げ落ちる宇佐美上等兵。

宇佐美上等兵は尾形に反撃することなく、鶴見中尉に報告すべくその場から逃げ出していた。

杉元がオルトログを窓から蹴り落とした音に反応した尾形は、馬に乗って逃げる宇佐美上等兵を発見する。
窓から宇佐美を狙うが、宇佐美は建物の陰に入ってしまう。

しかし尾形はターゲットが死角に入ったにも関わらず、構えを解かない。

尾形は杉元が割った窓の先を見通していた。

その先にある窓に向けて発砲する尾形。



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銃弾は杉元のいる部屋を通り、窓から抜け、正確に宇佐美上等兵の胸を貫く。

馬上から崩れ落ちていく宇佐美上等兵を抱き留めたのは鶴見中尉だった。

宇佐美を仕留めた手応えを感じた尾形は、ありがとよ、と宇佐美上等兵に向けて礼を言う。
「お前の死が狙撃手の俺を完成させた」

宇佐美上等兵は薄れゆく意識の中、門倉から奪った刺青人皮を鶴見中尉に手渡す。

そんな宇佐美上等兵を褒める鶴見中尉。



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宇佐美上等兵は血塗れの手を鶴見中尉の顔に伸ばしていく。
指を口に含んだ鶴見中尉は、ブツッと噛み切るのだった。
「これで私達は一緒らすけ 時重くんは私の中で一番の友として生き続けんだれ」

鶴見の言葉を受け、安らかに目を閉じる宇佐美。
「嬉しくて…いっちゃいますがね 篤…四郎さん…」

その頃、上エ地は消火を行っていた作業員の梯子を奪い、円柱状の建物の上に立っていた。
「さァ 寄ってらしゃい見てらっしゃい 皆さまご注目~!!」

第256話の感想記事です。

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第257話 がっかりした顔

上エ地の幼少期

庭のあちこちに穴を掘り、その中の一つに身体を横たえる上エ地少年。

こんな様子を見たら父ががっかりする、と嘆く母に、上エ地少年は犬のジローをどこに埋めたのかと問いかける。

勉強をしないから人にあげたと答える母に、年寄りの犬を誰ももらうはずがないので、父親が殺したのだと上エ地少年は怒りを爆発させるのだった。

母に怒られた後、上エ地少年は鏡に映った自分の顔を見てあることを思いつく。

父の前に姿を現した時、上エ地少年の額の右側には「犬」と刺青が彫られていた。

顔の落書きを消せという父親に、ニヤリと笑いながら、刺青だから消えないと上エ地少年。

額を布でこすって文字を落とそうとした父親は、いくらこすっても全く「犬」という文字が消えないことで、それが刺青だと確認し、愕然としていた。

上エ地少年はその父親の表情を見て噴き出し、堰を切ったように笑い出すのだった。



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「暗号はもう解けないよ~」
全裸になり、煙突上の建築物の上に立つ上エ地が叫ぶ。
上エ地の身体中には元の刺青人皮の原型をわずかに残して、追加で刺青が彫られていた。
「金塊は誰も手に入れられないもんね~!!」

その場にいて、上エ地を見上げていた全陣営の人間は呆気にとられた後、すぐにプイと何も見なかったかのように上エ地から目を逸らすのだった。

彼らの思わぬ無反応に戸惑う上エ地。

24枚全て集めなくても暗号は解ける、と確信をもって呟く鶴見中尉。

刺青を集めていたのは最低何枚で暗号が解けるのかわからなかったことと、一枚でも多く手にすることで他の勢力を邪魔するだめだと土方。



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みんなとっくに気づいてた、と杉元。
「上エ地圭二は気がついてなかったみてえだがな!!」

上エ地は金塊争奪戦参加者たちから思うような反応が引き出せず、失望した表情を浮かべる。
足がふらつき、バランスを崩して頂上から足を滑らせる上エ地。

落下を防ごうとバランスをとろうとするが、あえなく高所から落下してしまう。

落下していく途中、窓ガラスに一瞬だけ自分の姿が映ったのを見る上エ地。
その時の上エ地の顔は、かつて自分が父親にさせた表情と似ていた。
「あはァ!!」
上エ地は窓ガラスに映った自分を指さす。

落下途中で建築物の突起に頭をぶつけ、派手に出血するのだった。



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24番目

ビール工場の火災を消火しようと、必死の消火活動が続く。

工場の建物の中にいた杉元とアシリパは、充満する煙に焦っていた、
出口を探すより、二階まで降りて窓から逃げる方針で行動を開始した杉元は、門倉とぶつかってしまう。

水が広がる床に転び、門倉はシャツを濡らす。
その瞬間、土方から預かっている数枚の刺青人皮が落ちてしまう。

慌てて刺青人皮を拾う門倉に、お前が預かっていたのか、とアシリパ。

一部だ!! と門倉。

門倉は、階段の在り処を問う杉元に、後についてくるようにと声をかけ、先導し始める。

杉元は、前を歩く門倉の着ている濡れたシャツの下に、刺青人皮が透けていることを発見していた。
「門倉おまえその背中ッ!!」
杉元とアシリパが声を上げる。

背中だけのスジ彫りだと答える竹ノ内。
門倉の刺青は集団脱獄後にのっぺら坊に極秘で作らせろと言われた結果彫られたものだった。

「こいつが24番目に彫られた最後の暗号だ」
濡れたシャツ越しの背中の刺青を見せつつ、門倉が答える。



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感想

上エ地の最期

意外とあっさりと逝ったなぁ。上エ地……。

てっきり、もっと汚い手で金塊争奪戦参加者たちにしつこく嫌がらせをして、ジワジワ苦しめてくるのかと思った。

何なら、戦闘能力は乏しいけど、あまりにも非道な方法で主要メンバーの内誰かを殺害してしまうんじゃないかくらいに思っていた。

でも何ともあっさりとした間抜けな最期だった。

上エ地の子供時代の回想があったけど、確かに、父親に可愛がっていた犬を捨てられてしまったというのは可哀想で同情できる面はある。
老犬だから誰かがもらってくれたとは考えなかった上エ地少年はきちんとした思考力がある。

しかし、父に反抗する為に犬という文字の刺青を衝動的に額に入れてしまう異常性は、果たして父親だけが育んできたものなのだろうか?



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最期の表情から感じたのだが、やはり上エ地の元々有していた異常性が凄まじかったのではないかな……と感じる。

確かに、上エ地のように、親への当てつけとして自らを痛めつけるような真似をする子供は存在する。というか、多かれ少なかれ、言うことを聞いてくれない親に対して何らかの当てつけ的な行為を行ったことがある人はいるはずだ。

しかし上エ地のとった手法はあまりにも常軌を逸している。
誰に教えられたわけでもないのに、絶対に消せない模様を顔に入れて、それを見て絶句している父親の反応を楽しむなんて……。

刺青を入れている間、かなりの痛みがあったことだろう。
しかしその痛みよりは、父親に精神的打撃を与えられるという喜びが勝っていたに違いない。

おそらくその時に、人に絶望させたり、恐怖させたり、不快にしたりすることに快感を見いだすようになり、その後子供をターゲットに凶行を行うようになったのではないか?

最期はあっけなかったが、元々戦闘能力には乏しかった。

しかし不気味で恐ろしく、印象に残る刺青囚人だった。



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まさかの24人目

まさか門倉が最後の刺青人皮持ちだったとは……。

宇佐美上等兵が尾形との戦いを放棄し、逃げてまで鶴見中尉に伝えようとしていたのがこの情報だったわけだ。

確かにこれは大変な情報だ。
鶴見陣営にとって24人目の検討もまだついていない状況だったはずなのに、実はすでに24人目は敵勢力の一員だったなんて……。

真っ先に鶴見中尉に伝えて門倉を確保することで、土方は既に知っているであろう門倉の背の刺青を鶴見中尉が知らないという不利な状況を覆さないといけなかった。

しかし宇佐美はついにそれを鶴見中尉に伝えることは叶わず……。最後に鶴見中尉から優しい言葉をかけられて幸せそうに逝った宇佐美だが、その点は無念だったに違いない。その情報を伝え切って、褒められたかったことだろう。

現状、鶴見陣営は知らない24人目の男、門倉。
ここに来て、さらに重要人物に格上げになったと思う。



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そしてついに刺青人皮持ち24人(上エ地の分は台無しになったけど)が物語上に出揃ったわけだ。
ここまで実に長かった……。どいつもこいつも一癖も二癖もある奴らだった。

だが、収集のために北海道各地を奔走していた頃を懐かしんでいる暇はない。
フェーズは刺青人皮争奪から暗号解読に移り、より戦いは激しくなっていくのではないかと思う。
さらに高度な情報戦も期待したい。

現状、金塊に最も近いのは……やはり暗号を解く鍵について知るアシリパを擁する杉元陣営なのかなと思う。
単純な所有数から言っても土方陣営と組むことで鶴見陣営と遜色ないだろうし……。

ただ、暗号を解く段階になって、刺青人皮の偽物を誰が何枚所有しているかは、いよいよ問題になってくると思う。



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その点を考慮すると、偽物の見分け方を唯一知っているというアドバンテージを持つ鶴見中尉が優位なのか……?

しかし今回、門倉が土方から預かっていたという刺青人皮が水に濡れたことで、そのアドバンテージが消えるかもしれない可能性が濃厚になってきた。

水に濡れた。そして、さらに鉄に触れることで、タンニン鞣しによって造られた偽の刺青人皮は黒く変色するという反応を見せる。

反応するものと反応しないものを比較し、反応するものの方が明らかに数が少なければそちらが偽物だと容易く判断できるはず。

ここで偽物が発覚すると、杉元・土方連合は暗号の解読に近づけることは確実だ。

これからどういう戦いが展開されるのか楽しみだ。

以上、ゴールデンカムイ第257話のネタバレを含む感想と考察でした。

第258話に続きます。

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