ゴールデンカムイ最新第211話怒りのシライシネタバレ含む感想と考察。第210話あらすじ。ついに大泊にやってきた鶴見中尉とアシリパの初対面。

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第211話 怒りのシライシ

前話第210話 甘い嘘のあらすじ

鯉登少尉の疑念

大泊。

杉元一行はすでに大泊に着き、鶴見中尉の来訪を明日に控えていた。

鶴見中尉の写真を片手に浮かない表情をしている鯉登少尉が、月島軍曹に鶴見中尉がやって来る前に聞きたいことがあると話し始める。

それは亜港の病院で、尾形が自分に対してロシア語でボンボンを示すバルチョーナクと言ったこと、さらに鶴見中尉に会ったら「満鉄」のことを聞いてみるように言い残していったということだった。

日露戦争後にポーツマス条約でロシア帝国から得た満州の鉄道権益である満鉄(南満州鉄道株式会社)。その本質は経営ではなく、東北アジアへの日本領土拡大にあった。

そんな満鉄の経営に反対していたのが第七師団団長だった花沢幸次郎中将だった。



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鯉登少尉の父は花沢中将と友人関係であり、満鉄のことも父から聞いていた。

満鉄の計画は反対派の花沢中将の自刃によって進む。

鯉登少尉は、鶴見中尉が日露戦争帰還後に言っていた言葉を実際に口に出して月島軍曹に確認する。
「戦友たちは今も満州の冷たい土の中 満州が日本である限り彼らの骨は日本で眠っているのだ」

そして鯉登少尉は黙って聞いている月島軍曹に、核心的な質問をする。
「花沢閣下の死に鶴見中尉殿が関わっているということなのか?」



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鯉登少尉は尾形が鶴見中尉に謀反を起こしたのは、かつては中央が父を自刃に追い込んだことに不満を持って鶴見中尉に加担していたものの、どこかで真実を知ったからではないか、と月島軍曹に問う。

そして、なぜ尾形がそれを自分に伝えたのか、という鯉登少尉の呟きを受けて、月島軍曹はそれは尾形による攪乱であり、なぜ今そんな尾形の言葉を真に受けるのかと問い返す。

「バルチョーナク」
ロシア語でボンボンを示す言葉を、かつて鯉登少尉は函館で拉致監禁された現場で犯人から投げかけられていた。
鯉登少尉はその正体が尾形であったと確信して、月島軍曹にそれを問い質す。



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アシリパの懸念

旅館。

杉元とアシリパがテーブルを挟んで向かい合って座っている。

アシリパは鶴見中尉にまだ会ったことがないと切り出し、どんな男なのかと不安げな様子を見せる。

そして鶴見中尉と一緒に北海道で残りの刺青を集めるのかと杉元の今後の動きについて問いかけに対して、沈黙している杉元にさらに問いかける。
「鶴見中尉たちが金塊をみつけたらどうなる?」

「少なくともアシリパさんを追うものは誰もいなくなる」
杉元は伏し目がちに答える。

ちがう! とアシリパ。
「アイヌはどうなる?」

アシリパを見つめる杉元。



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追及する鯉登少尉

自分が拉致監禁された現場に尾形がいたのではないかと主張する鯉登少尉の言葉を、月島軍曹はあれはロシア人で、その後鶴見中尉に射殺された死体を見たはずだと否定する。

しかし鯉登少尉の疑念は晴れなかった。
それどころか、半ば確信した様子で、再び質問する。
「あの覆面の中にはお前もいたのか? 月島!!」

月島軍曹は、尾形に手玉にとられている、冷静になってくださいと鯉登少尉を諫めようとする。

「私たち親子に芝居を打ったんだな?」
鯉登少尉の追及の手は一切緩むことがない。
「救出劇で恩を売り来たるべく政権転覆のコマとして父上の大湊水雷団を利用したかったのだろう?」



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そして、尾形が自分に対して「満鉄」と言ったのは、花沢中将と尾形のように、自分と父もまた鶴見中尉のコマだと知らしめたかったからだと月島軍曹に詰め寄る。

馬鹿げた被害妄想だと言う月島軍曹に対し鯉登少尉は、本人に聞く、と鶴見中尉への疑念をヒートアップさせていく。
「父上の前で全部明らかにさせるッ」

「あなたたちは救われたじゃないですか」
月島軍曹が呟く。

「…………なに?」
そのただならぬ雰囲気に、直前までの勢いが消沈する鯉登少尉。

「尾形も満鉄と花沢閣下の関係まで知っていた てっきり中央に鶴見中尉を差し出すつもりかと…」
そして、父親を殺せて尾形も満足したはず、何が不満なのかと続ける。



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月島軍曹の闇

「尾形が…殺した?」
月島軍曹の言葉に戦慄する鯉登少尉。

そして月島軍曹は自分もまた鶴見中尉に手間のかかった芝居をやられたと告白を始める。

野戦病院で自分にえご草の顛末について自分に伝えてきた佐渡訛りの男は、本当に自分と同じ佐渡の出なのだろうと月島軍曹。
しかし戦後、第七師団から60キロ離れた山岳地帯にいたはずの新潟の第二師団の人間とあの野戦病院で会えるはずがないことに気づいたと続ける。

「わざわざ9年越しに種明かしして…そうやって傷をほじくり返して私を救うのにどれだけ労力を費やしたか訴えるわけです」

「彼のためなら命を投げ出し汚れ仕事も進んでやる兵隊を作るために」



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しかし、自分の人生には利用されて憤るほどの価値などないから良い、と言って、月島軍曹は鶴見中尉が金塊を手に入れた後の流れを説明する。

金塊を資金源に北海道の資源の活用して軍需産業を育成した後、政変を起こして軍事政権を樹立、そして第七師団の地位が向上し、ゆくゆくは戦友の眠る満州を日本の領土にする。

大変よろしいじゃないですか、と締める月島軍曹にそれが全ての最終的な目的なのかと鯉登少尉が問う。

それに対し月島軍曹は、鶴見中尉は「甘い嘘」で救いを与えるのが得意なので本当の目的はわからないと答える。
そして、鶴見中尉が行こうとしている場所の途中に政権転覆や満州進出が必要不可欠ならその後についていっている者たちは救われるのだから何の文句もないはずだと結論する。



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「月島」
鯉登少尉はすでに、完全にさきほどまでの怒りを忘れ、目の前の月島軍曹から生じる闇に飲み込まれつつあった。
「お前はどうして…」

何かとんでもないことを成し遂げられるのはああいう人でしょう? と答える月島軍曹。
「私は鶴見劇場をかぶりつきで観たいんですよ 最後まで」

そして、鶴見中尉はいざとなれば鯉登少尉も平気で消すから、今聞いたことは全て胸にしまっておいた方が懸命だと言って、月島軍曹は、そして、と続ける。
「その汚れ役をするのは私です」

鯉登少尉は言葉を失っていた。
その場に立ち尽くし、思いつめた表情で、呼吸は乱れている。



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「鶴見中尉スゴ~イ!!」
思いっきり上体をそらして叫ぶ鯉登少尉。

鹿児島で偶然出会ったことも仕込みだった、そんなに必要とされて嬉しいと言って、今度は地面で頭を中心に時計の針の様に回転し始める。
「あああ早く会いたいッ 早く鶴見中尉殿に会いたいッ」

月島軍曹は、バタバタと暴れる鯉登少尉を無表情でじっと見つめていた。

翌日、鶴見中尉たちが大泊に到着する。

鶴見中尉を先頭に、その後に兵士が続く。

上陸用意、と号令をかける鶴見中尉。



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第210話 甘い嘘の振り返り感想

恐い

うーん。参った。

夏にふさわしいホラー回だったわ。背筋が冷えた。

そりゃ、月島軍曹みたいな優秀な男が鶴見中尉の嘘にいつまでも騙されてるわけないわな。

しかし、驚いたのは、鶴見中尉が自ら月島軍曹にその種を明かしていたこと。

多分、鶴見中尉は月島軍曹が”甘い嘘”に気づきつつあったことを察したのだろう。月島軍曹に責められたのではなく、あくまで鶴見中尉はそれを察して、嘘を告白するという行動を起こしたのだと思う。

それも恐ろしいことに、9年という月日が経って、もはや月島軍曹が自分に反目するどころか、完全に自分の野望とそれが成就していく様に魅了されているであろうと判断しての種明かしだったのではないか。



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嘘がバレてもなお嘘をつき続けるのは決して賢くない。
それは自分にとっての、鶴見中尉の悪魔的な人心操作のイメージとは違う。

そうではなく、きちんと月島軍曹の心理を読んだ上で適切な頃合いで種明かしをすることで、完全に月島軍曹を自身の手駒として掌握できるという判断をしたと考える方が自然だと思う。

いや、判断をしたというか、そもそもこれは当初から鶴見中尉の想定通りの展開だったのではないか……?
嘘に気づき始めた月島軍曹に、種明かしをするまでが計画?

恐らく鶴見中尉は種明かしをした際に、賢い月島軍曹に、いくら彼を救うために費やしたコストを切々と訴えたところでそれが響くとは思っていなかったと思う。



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鶴見中尉は月島軍曹の心の深い部分が、自分ではなく、まだ明らかにしていない自分の野望に魅了されていると感じていた?

だとすれば、どこまで恐ろしいんだ。鶴見中尉は……。

果たして、これは深読みし過ぎなのか。

とりあえず事実として、月島軍曹は現在も、鶴見中尉にはめられた真実に迫り、彼への心酔が敵意へと変わりつつあった鯉登少尉を見事に説得してしまうくらい、鶴見中尉の優秀な手駒として忠実に働いているということ。

これでいいのか月島軍曹……。

自分には利用されて憤るほどの価値もないとか言わないで……。
そんな自分を痛めつけたらいかんよ。
見てて辛い……。



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鯉登少尉の選択

鯉登少尉も尾形からのヒントにより、さすがに自分もまた彼同様に鶴見中尉の手駒として利用されていることに気付いたようだ。

しかし最後には月島軍曹の告白からの説得を聞き入れて、これまで通り鶴見中尉に従うことを選択する。
それを示すように、最後に鶴見中尉への賛辞を叫んだ。

しかし、これが心の底からの賛辞ではないことは明らかだ。

本当に鯉登少尉が普段の様に心から鶴見中尉の素晴らしさを表現するのであれば、あの、決して言葉とは言い難い、猿のような叫びになるのではないか。

鶴見中尉スゴ~イ!! の白々しい表情が、あまりにも痛々しく感じた。

初見では思わず吹き出しちゃったけど、これは本当に恐ろしい心の動きだとすぐに思い直した。



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鶴見中尉への拭いきれない疑念と、これまで自分や父を騙してきたことに対する怒りをぐっと飲み込んで、抑圧してのこの反応……。

月島軍曹の言葉を聞き入れたということを、こうして言葉ではなく白々しい演技で示している。

そして、その様子をじっと見つめる月島軍曹。

これは狂気の世界だわ。参ったよ。
怖いけど、面白すぎる。

それにしても、月島軍曹は鶴見中尉に騙されていく過程を一から知っている鯉登少尉に対して、シンパシーを抱いていたのかもしれないと思っていた。



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しかし月島軍曹が鯉登少尉に抱いていた想いとは、実はそんな生易しいものじゃなかったわけだ。
月島軍曹からすれば、鯉登少尉は自身のように、救いようのない状況にあるとは思っていない。
ただ単に、鶴見中尉の手の込んだ芝居により、親子ともども幸せな気分で騙されていただけ。

それと比べて月島軍曹は違う。幼馴染の女の子、えご草ちゃんを失った彼にはもう、鶴見中尉の野望を最後まで見るということ以外に、拠り所などない。

月島軍曹と比較して、鯉登少尉はまだマシな状況だと思う。



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アシリパさんの鶴見中尉との邂逅

いよいよアシリパさんの鶴見中尉との初対面が近付いてきた。

アシリパさんの、アイヌはどうなる? という鶴見中尉に対する懸念は、きっと軍事政権が発足したなら実際の脅威となってアイヌに襲い掛かることになると思う。

現地のアイヌに何の影響もないはずがない。

土地が軍事政権に接収され、これまで通りのアイヌとして生活が出来る領域はぐっと狭くなるんじゃないか。

さぁ、いよいよ鶴見中尉が大泊に上陸する。

果たして鯉登少尉はこれまで通りの反応を鶴見中尉に示すのか。

それともぎこちない様子の鯉登少尉から全てを察して、月島軍曹の時と同様に種明かしをして、手駒化を完了させるのか。

鶴見中尉が杉元をどうするのか、そして何より、アシリパさんとの邂逅が楽しみ。

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前話第211話 怒りのシライシ

白石の言葉に戸惑う杉元

早朝の大泊。

建物の軒先に立ち、物思いに耽った様子の杉元。

そんな杉元に、完全に酔っぱらってベロベロの状態で、女に肩を貸してもらうことでようやく帰ってきた様子の白石が声をかける。
鶴見中尉が来る緊張で眠れなかったのか、と揶揄う白石。
「アシリパちゃんを引き渡して鶴見中尉の犬になるんだよな」

聞こえの悪いことを言うなと怒りを露わにする杉元。

しかしそれでも白石は、鶴見中尉たちに加担するなら小樽で捕まった時にそうすれば良かった、と言って、隣の女に、昔は誰にも懐かない一匹狼だった、と話しかける。
へえ……日和ったんだ、と女。



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あの時とは状況が違うこと、そして今も鶴見中尉の計画には興味がないと弁明する杉元。
そして鶴見中尉はアシリパには暗号さえ解ければ用はないこと、そもそも土方のようにアイヌを背負わせて戦う必要もないと、続ける。

それに対し白石は、アシリパさん!! アシリパさん!! と杉元を真似るように連呼してから、惚れた未亡人に金を渡すのはどうなった、と指先を突き付ける。

目を伏せる杉元。
治療を受けられるだけの額は貰うよう取引している、という杉元だったが、さきほどまでの勢いは杉元からはほぼ消えてていた。

白石は、杉元はそれだけで良いかもしれないが、と怒りを露わにし始める。
「鶴見中尉が金塊を見つけたら俺はいくら貰えるんだ? ええ?」
思い切りビンタする白石。
「俺が皮算用してた分け前は何百円ポッチじゃねえぞコラァ」



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やっぱそれか、と杉元は白石にビンタを張り返す。
「カネカネ汚えんだよいっつもてめえは!!」

四つん這いになって嘔吐する白石。
しばし沈黙するも、再び杉元に絡む。
「へんッ おめえがアシリパちゃんを正しい道に導くってか? 恋人でも嫁でも娘でもねえのに…」

白石は杉元に、お前は守るものが出来たと勝手に思い込んで冒険が出来なくなったショボショボくたびれ男だ、批判する。

「杉元は樺太の旅でのアシリパちゃんを見てねえ!」
そして、彼女はお前が知ってる彼女ではないと白石。
「お前らは樺太でやっと再会できたのに離れたままだ!!」



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そしてキロランケに関して、わざわざ樺太に連れて来てまでアシリパに伝えたことは嘘ではないと続ける。
「全部覚悟の上でアシリパちゃんが『アイヌを背負いたい』というなら背負わせりゃいいだろッ!!」
杉元の胸倉を掴み上げる白石。
「彼女を自立した相棒として信じればなぁ おまえは元のギラギラした狼に戻れるのに…」

そこまで言って白石は力尽きたように嘔吐し、地面にうつ伏せに倒れ、放屁する。

杉元は思いつめた表情で立ち尽くすばかりだった。



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初対面

水雷艇が寄港する。

北海道に戻ったら小樽のフチに会いにいけるよう頼んでみるとい、とアシリパに話しかける谷垣。
「それを許さないほど鶴見中尉は話の通じない人間ではない」

どんな男かはひと目見ればわかる、とアシリパ。

杉元は水雷艇から降りてきた鶴見中尉たちの前に立ち、樺太先遣隊…ご苦労であったと続ける



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鶴見中尉は、網走監獄の敷地で絶命していたのっぺらぼうの瞳の色を思い出していた。
「確かに同じ目だ」
じっとアシリパを見つめる。

「白石由竹か…」

その次の瞬間、杉元は傍らのアシリパの様子がおかしいことに気付く。

アシリパは矢筒の矢、全てを取り出そうとしていた。



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逃走

杉元の心臓が鼓動が高鳴る。

「杉元……」
五本の矢を持ち、杉元を見つめるアシリパ。
「私のことは私が決める」

第七師団はアシリパの矢に完全に虚を突かれていた。

5本の矢が一気に空へ放たれる。

矢が失速し、落ち始める瞬間、杉元が叫ぶ。
「毒矢だッ」

矢は地面に刺さる。

「全員無事か?」と菊田特務曹長。

地面に倒れていた鶴見中尉は、上半身を起こし叫ぶ。
「逃げたぞ!!」



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アシリパと杉元は逃げ始めていた。

杉元は走りながら、アシリパに矢の野矢尻に毒が付いていなかったことを確認する。
「『逃げる気だ』ってすぐにピンときたぜ」

アシリパはニッと笑う。
「杉元! 相棒ならこれからは『するな』と言うな!!」

「何かを『一緒にしよう!』って前向きな言葉が私は聞きたいんだ!」

よしッ!! と杉元。
「俺たちだけで金塊を見つけよう!!」



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第211話 怒りのシライシの感想

屈しない杉元たち

杉元はアシリパの平和な生活のためと鶴見中尉に協力する姿勢を継続しようとしていた。しかし見事に解決する。

杉元が目を覚ましたのは、白石とアシリパさんという、杉元に最初から協力していた二人だった。

当のアシリパさん本人から、こんなことを言われたら、いくら彼女を戦いに巻き込みたくいないとはいえ、杉元も強固に反対し続けるわけにはいかない。

そもそもラストの杉元の晴れやかな表情から、鶴見中尉に従うことは全くの本意ではなかったのがわかる。



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チームワーク抜群の逃走劇。

杉元チームの良さはチームワークの良さ、生き方の気持ちよさだ。

今回の杉元はアシリパさんと一緒に、堂々と鶴見中尉へ宣戦布告した。

これから第七師団による追跡は厳しくなっていくはずだ。

アシリパさんは鶴見中尉について、一目見ればわかると言った。

アシリパさんのセンサーは鶴見中尉に従い続ける事の危険性を察知していたのかもしれないと、何となく思った。

これから金塊争奪戦が再開する。

新しい刺青囚人がどんな奴なのか。

楽しみだ。

以上、ゴールデンカムイ第211話のネタバレを含む感想と考察でした。

第212話に続きます。

ゴールデンカムイ最新第212話怒り毛ネタバレ含む感想と考察。第211話あらすじ。第...
第212話 怒り毛前話第211話 怒りのシライシのあらすじ白石の痛烈な言葉大泊。まだほとんど人が活動していない早朝にも関わらず杉元は一人外に立って物思いに耽っていた。そんな杉元に、一晩飲み明かして女に支えられて帰ってきた白石が声をかける。鶴見中尉の率いる...

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