ゴールデンカムイ最新第244話小樽上陸ネタバレ含む感想と考察。ソフィア、北海道に上陸。

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第244話
※第243話のみ。第244話はヤングジャンプ発売後に更新予定です。

前話第243話 上等兵たちあらすじ

宇佐美と尾形

宇佐美上等兵と菊田特務曹長は夜の札幌で、以前取り逃した犯人らしき男を探していた。

遭遇した時と同じように、自慰行為を行うことで犯人と接触を図ろうとする宇佐美上等兵。
宇佐美上等兵は男性自身をしごきながら犯人の出現を待っていた。

菊田特務曹長は異常行動をしている宇佐美に、同じ上等兵である尾形のことを挙げて、第七師団の上等兵はどうなっているのかと第七師団中で言われていたと呟く。

宇佐美上等兵は尾形と同一視されることに不快感を示し、菊田特務曹長に、203高地で戦死した尾形の腹違いの弟である勇作の話を切り出す。

宇佐美上等兵が話し始めたのは、尾形が杉元と初めて戦って重傷を負ったあと、入院した病院での尾形との回想だった。



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頭から顎まで包帯巻かれ、ベッドで眠っている尾形。
「ううう 勇作…殿」

宇佐美上等兵は、尾形のうわごとを聞いていた。
「勇作殿ぉ?」

尾形は目を覚ましていた。
宇佐美上等兵がベッドの傍らで自分を見下しながら、バカにして笑っているのに気付く。

「尾形のやつ うわ言で殺した弟の名前を…」
宇佐美上等兵は菊田特務曹長に、その時のことを挙げて、ヤワな野郎だと吐き捨てる。

菊田特務曹長は花沢少尉を尾形が撃ったことを知らず、それを聞き返す。

後頭部の真ん中を撃たれていたので、アイツに決まっていると宇佐美上等兵。

菊田特務曹長から、どうして尾形が仲が良かったように見えた勇作を殺す必要があったのかと問われ、宇佐美上等兵は今度は203高地での尾形との会話を回想する。



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塹壕でのやりとり

宇佐美は塹壕で外に向けて銃を構えている尾形から、鶴見中尉から勇作を殺すなと命令が来たのかと確認し、忌々しいといった表情で歯噛みする。
「『勇作殿が消えれば百之助が父上から寵愛を受け花沢閣下を操れる』って言ってたのにな つまんね~」

汚れの無い偶像として利用価値があると判断したのだろう、と冷静な尾形に、宇佐美上等兵は単なる親の七光りだと答える。
「鶴見中尉殿も勇作殿を美化し過ぎてないだろうな?」

「化けの皮を剥がせば鶴見中尉殿も気が変わる 一皮むけばみんな同じだ」
そして尾形は、宇佐美にロシア兵を殺めて悪かったと思わないよなと同意をとると、自身の考えを披露し始める。
「殺されるのはそれなりの非があるからだ」

「誰だって罪を犯しうるんだ そいつらを殺したって罪悪感なんてわかないだろ?」

同意を続ける宇佐美。



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「両親からの愛の有る無しで人間に違いなど生まれない」

宇佐美がすかさず、そのとーり、と言ったのを受けて、やはり俺はおかしくないな、と尾形が呟く。
「勇作を殺して父上がオレに愛情があったとわかればしょせん勇作だってオレと同じ人間になりえた道がある…そう思わないか?」

宇佐美は、思う、と同意していた。

しかし菊田特務曹長には、でも花沢中将は見向きもしなかった、と嘲笑して見せる。
「だからアイツ 勇作殿が清いまま死んでったからモヤモヤしてるんです カワイイでしょ?」

宇佐美上等兵はまた尾形との回想を続ける。

病院のベッドで目を覚ました尾形に、裏で造反組を煽っていたのはわかってると宇佐美は尋問していた。
「鶴見中尉殿の何が不満だ?」



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尾形に怒りをぶつける宇佐美

宇佐美の脳裏に、尾形が花沢中将を自宅で自害に見せかけて殺害した時のことかと問う。

宇佐美は尾形が花沢中将を殺害して鶴見中尉の乗る馬車に戻ってきたのを馬車の運転士として密かに目撃していた。

鶴見中尉が中座すると、馬車の中に残った尾形に宇佐美が話しかける。
「『みんなが残された尾形を担ぐだろう』って…お前第七師団になるのが目的で花沢閣下殺しを引き受けたの?」

最後に色々話しておきたかったから、と答えた尾形に宇佐美が再び問いかける。
「師団での力が強まれば鶴見中尉殿が愛してくれると期待してたんじゃねえだろうな?」

ねぇよ、と尾形。

宇佐美は尾形に満鉄のことを調べるように促す。
「鶴見中尉はお前の親父が邪魔だっただけさ」



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宇佐美は病室で尾形に、花沢閣下の殺害に尾形とは何の関係もない理由があったことが不満だったのだろうと切り出す。
「勇作を殺したのに親父は愛してくれなくて親父を殺したのに鶴見中尉殿は代わりに愛してくれなくて誰もお前を愛してくれる人がいなくて不貞腐れて全部鶴見中尉殿のせだって逆恨みしてんだろ?」

「百之助なんて勇作や鯉登のボンボンと同じ『駒』のくせに」
宇佐美の言葉は止まらない。
「いっちょまえに鶴見中尉に楯突きやがって可愛さ余って憎さ百倍で執着してるんだろッ 僕には分かるんだ!! お見通しだぞ!!」



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尾形がぼそぼそ言っている事に気付いた宇佐美。
尾形の口元に耳を近づける。
「その陳腐な妄想に付き合うとすれば宇佐美は『駒』でも一番『安い駒』だな」

尾形は銃剣を尾形に振り下ろそうとする宇佐美の顔におまるをぶつけると、そのままベッドから起き上がって病室を出ていく。

倒れている宇佐美の元に別の兵士がやってくる。
兵士は、尾形の後を三島一等卒が追っているので、もし他の造反組と合流するはずと報告する。

宇佐美は尾形に駒と言われたことを気にしていた。



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宇佐美上等兵は犯人を呼び寄せるべく作業を再開していた。
「コンニャロ コンニャロ コンニャロ」
尾形とのやりとりを回想し、宇佐美上等兵はイライラしていた。
「尾形百之助もこの札幌n連続殺人事件を嗅ぎつけて来るはずだ 鶴見中尉を困らせに!!」

尾形は鴨撃ちをしていた。
仕留めた鴨を土産に帰宅し、無言で土方に鴨を差し出す。

やっと左撃ちに慣れてきた、という尾形に、狙撃兵として完全復活したのかと土方。

尾形は、いいや、と否定する。
「狙撃兵は『人間を撃ってこそ』だ」



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第243話 上等兵たちの振り返り感想

宇佐美は鶴見中尉の寵愛を一身に受けたいが、そんな存在にはなれなかった。
おそらく尾形のような鶴見中尉の気を引いてしまうことが面白くないのだろう。

なんという嫉妬の激しさ。

尾形は悲かったな……。

きっと尾形は、親に愛された経験があれば、今とは違った人生を送っていた。

利き目である右の眼球を無くしたが、今度は左目を使って、鴨撃ちは高い精度を保っている。

ヴァシリによるリベンジマッチ近いかもしれない。楽しみだ。

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243話の感想記事はこちら。


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第244話 小樽上陸

ソフィア上陸

ロシアのとある町で、岩息とソフィアが殴り合いをした後。

ソフィアはスヴェトラーナに日本兵とアイヌの女の子を見なかったかと聞いていた。

スヴェトラーナは、会った、と答えて、岩息に対して、アシリパだっけ、と確認する。

ソフィアは片言の日本語で岩息に訊ねる。
「アシリパ…ドコ? 帰ッタ?」

岩息は、小樽にいるおばあちゃんに会えるのを楽しみにしていたと答える。

ソフィアは部下と共に船で北海道に来ていた。
船の積み荷である、大量の銃(ベテェーリM1881)を確認するソフィア。
そこに、脚気で部下が倒れたと部下が報告にやって来る。

さらに部下から壊血病らしき者も何人かいると聞いて、ソフィアは医者を探しに上陸するのだった。



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メンコ遊び

鯉登少尉と月島軍曹は軍人が描かれたメンコで対戦していた。

背後に気配を感じ、振り向く月島軍曹。
そこには殺気を漲らせたソフィアが立っていた。

ソフィアはすぐにその場を後にするが、月島軍曹は彼女が放つ殺気を感じ取っていた。

知り合いか? と鯉登少尉に問われた月島軍曹は、いいえ、と答える。
「でも…かなり危険そうなので気をつけてください」

ソフィアは鯉登少尉たちの元を離れてからも、必死に殺気を圧し殺していた。
彼女はキロランケに月島軍曹が銃弾を撃ち込む姿を双眼鏡で目撃していたのだった。

歯を食いしばってその場を立ち去るソフィア。

(今は抑えなくては アシリパの居場所を見つけるために)

月島軍曹は鶴見中尉から、札幌で待つように命じられたことを鯉登少尉に報告する。

鯉登少尉はニヤリと笑い、鶴見中尉が描かれたメンコを見せつける。
「欲しけりゃ自分で作るんだな」



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上エ地

虚無僧に扮装した牛島と都丹庵士。
二人は札幌に来ていた。

街中を歩きながら、都丹庵士は聞き覚えのある上エ地の声を聴いていた。

それを聞いた牛島が呟く。
「ああ……あいつか あの悪魔」

少年は”タロー”と呼びながら、必死にペットを探していた。
その少年に上エ地がそのペットについて知っている風を装い話しかける。
「さっきあっちで見たよ」



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上エ地は少年を人気のないところへ誘導していく。
上エ地は少年が探しているペットを猫だと言うが、少年は犬だと指摘し、上エ地に疑惑の目を向ける。

ウソだと笑って誤魔化そうとする上エ地。

少年に顔の刺青を自分で描いたのかと問われた上エ地が答える。
「刺青だよ 自分で針を刺して入れたんだよ」

悼みを我慢したら強くなれたと思えるようになると続ける上エ地。
「自分が塗りつぶされて強い人間に変身できる この世界はね いつだってがっかりすることばかりだから」



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上エ地が海賊房太郎についた嘘

海賊房太郎は、網走監獄で上エ地に話しかけられた時のことを杉元たちに話していた。

上エ地は監獄の外での作業中、房太郎の叔母を名乗る女性に話しかけられたと海賊房太郎に報告していた。

自分に肉親がいないと思っていた海賊房太郎は、上エ地が、叔母が房太郎に面会に行きたいが、夫が政府関係者なので房太郎と親族だということが広まったら困ると言っていたと聞かされていた。

それからずっと、上エ地は海賊房太郎から叔母についての話を何年にも渡って聞かされていた。

海賊房太郎はそれを信じていた。
何年もの間、唯一の血縁である叔母が面会に来るのを待っていた。
しかし海賊房太郎は、自分が凶悪犯だから面会に来れないのかと考えていたのだった。

ある日、海賊房太郎は牛山と同じ房になった。
牛山は外で働く役務の時、上エ地と鎖で繋がれたことがあった。

海賊房太郎は牛山から房太郎の叔母らしき女性の姿などみたことがないと聞いたのをきっかけに、上エ地に叔母について問い詰める。

その際、上エ地は必死に問い詰める海賊房太郎の顔を見て笑い転げたのだと述懐し、結論する。
「アイツはがっかりした人間の顔が大好きなのさ」



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激突

少年は首の無い犬の死体が地面に転がっている事に気付く。
「ほいっ」
少年に向かって、持っていた箱を開けて見せるエ地。
そこには犬の首が収められていた。

「タロー……」

犬の名を呼ぶ少年。

しかし少年の反応を見た上エ地は、うーん、違うな、と呟く。
「ちょっと怖すぎたか」

上エ地は少年を地面に仰向けに倒し、首を絞める。
「苦しい? もうやめようか 死にたくないよね? お家に帰ろう…」



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「嘘だよ」

少年を観察しながら声をかける上エ地。
「ああ…その顔だよ圭二」

上エ地は突然聞こえてきた尺八の音に振り向く。

そこには牛島と、尺八を吹いている虚無僧——都丹庵士がいる。

「そんじゃあ背骨が折られた時の顔を見せてもらおうか」
そう言って、牛島は手に持っていた尺八を折る。



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第244話 小樽上陸の感想

上エ地vs牛島

肉弾戦最強クラスの牛島vs上エ地戦!

まさかこんな興味深い対戦カードが見られるなんて妄想すらしてなかった……。
一体どんな戦いになるのか。今から楽しみ過ぎる。

牛島はその外見そのままに、掴んで投げることを愚直に狙う正々堂々の肉弾戦タイプだ。

それに対して上エ地はその性格や容姿から、牛島とは対照的にトリッキーな戦術を繰り出してきそうな印象を受ける。
攻撃方法は全く読めず、かなり不気味だ。この両者がぶつかったら、あまり噛み合わないような気がする……。



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牛島vs杉元はがっぷり四つで互いに力の比べ合い、技の掛け合いと熱い戦いだったが、上エ地との戦いではそのような熱は期待できないだろうな。

上エ地は子供の首を、紐を捩って絞めている最低野郎だ。
紐を捻じることで徐々に首を絞めるという手法から、上エ地がいかにして奸智を巡らし、力を使わずに標的を苦しめて楽しむか、という醜悪な精神の持ち主であることを見て取れる。

上エ地が知能を用いて戦略思考で相手を絡めとるタイプだった場合、牛島には分が悪いのではないか。
何も出来ず翻弄されてしまう可能性が十分にある。

この戦いは上エ地の真価を測る上で重要な一戦と言えるだろう。

もちろんここで牛島、そして都丹庵士によって倒されるかもしれない。



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しかしもし上エ地がこの局面を乗り切ったら、次は杉元陣営の誰かと戦うことになりそう。杉元たちは以前上エ地に逃げられたし、このままでは終わらないんじゃないかな……。

子供を毒牙にかけている以上、上エ地はこれまで登場した変態や殺人鬼とは桁が違うクソ野郎であることは決定している。

あと上エ地が網走刑務所で海賊房太郎に叔母を名乗る女性が来ていると嘘を吐いたことも許せん。
話の流れから、叔母など存在しないだろうことは予想がついていたけど、上エ地がニヤニヤしながら嘘を認めた時の海賊房太郎の気持ちを思うと辛い。

本当に、上エ地はこれまで登場してきた囚人の中でもトップクラスの歪み具合だと思う。
好んで子供に手をかけるようなクズにはふさわしい末期を味わわせてやって欲しい。
牛島には宣言通り奴の背骨を折ってもらいたい。



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多才な鯉登少尉

鯉登少尉のDIY精神に笑った。

鶴見中尉を描いた絵が上手すぎる。
実際かなり器用だよなぁ。サーカスの才能といい、多才と形容すべきなのか。

一時は鶴見中尉に対して拒絶反応を見せていたが、もう自分の気持ちの処理は出来ているようだ。
以前と同様に鶴見中尉をアイドルとして崇めている。
ただ、その崇拝っぷりが前と違うのは、盲目的ではなくなったことだろう。
今の鯉登少尉は、鶴見中尉の動向次第では見限るはずだ。



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キャラクター間の距離が狭まっていく

ソフィアはあの氷原でキロランケに銃弾を撃ち込む月島軍曹を目撃していた。

でも月島軍曹たちはソフィアのことは知らないんだよな……。
この非対称性は金塊争奪戦にどのような影響を与えるのだろうか。

ソフィアは杉元やアシリパとは敵対しない気がするんだけど……。

徐々に各キャラクター間の物理的距離が近づいてきている。

特にキャラクターが過密と言えるくらいに集結している札幌では、一つの戦いが起こったら、その後は連鎖的に戦いが起こってもおかしくない。
全く先が読めない展開が続く。

以上、ゴールデンカムイ第244話のネタバレを含む感想と考察でした。

第245話に続きます。

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