ゴールデンカムイ最新第220話毛皮ネタバレ含む感想と考察。第219話あらすじ。平太の正体が判明。

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第220話 毛皮

前話第219話 平太師匠のあらすじ

流し掘り

川で砂金採取の作業を行う嵩と三郎。

嵩に父の所在を問われた三郎は、黙って一人で酒を買いに行ったのだろうと答える。

ヴァシリは倒木に腰かけて、枝にとまっているミソサザイをスケッチしていた。

その光景を見て、チャクチャクカムイだ、とアシリパ。
アシリパは、チャクチャクカムイは熊が近くにいればチャクチャク鳴いて熊のところに案内しようとするはずだと続ける。

平太はネコ板という砂金掘りに使用する道具を杉元たちに見せて、「流し掘り」という手法を説明していた。
流し掘りとは川底にある玉石を掘り起こし、堰を作って川の流れを弱め、その下流にネコ板を設置して砂礫を流し、ネコ板にアカ(砂金)やハク(砂白金)を溜める、少人数ではもっとも効率の良い手法なのだという。



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そのためには場所選びが肝要だという平太は、並の砂金掘り師なら試し掘りが必要だが自分は川の雰囲気で分かると杉元たちに場所を指定する。

このあたりなら1日の作業で10匁以上は採れるという平太の予想を聞き、生唾を飲み込む杉元と白石。
平太は、取り分は折半にしましょうと二人に呼びかける。

「一日15円以上の儲け」

「命懸けでヒグマ倒すのより遥かに割に合うぜ」

こそこそ話している白石と杉元に、アシリパがピシャリと言い放つ。
「そうやってみんな猟をやめて砂金を採ったから川が汚れたんだ」

「平太師匠 よろしくお願いいたします!!」
アシリパの言葉を完全に無視して、平太に全力で頭を下げる杉元と白石。



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平太の不穏な一言

アシリパは平太の腰元にある煙草入れがアイヌのものではないかと平太に確認する。

昔一緒に砂金を掘って仲良くなったアイヌからもらったのだと平太は答える。

だからウェンカムイと言う言葉を知っていたのかと納得するアシリパ。

杉元は、自分たちも雨竜川で砂金掘り師を襲っているウェンカムイの話は聞いているとアシリパに続く。

「ご安心ください」
こちらにはヒグマ狩りの専門家がついている、とアシリパを指し示す白石。
「師匠は砂金掘りに集中してください」

アシリパは平太に、ウェンカムイがどんどん近づいていると言ったが、何日前から付近をうろついているのかと問いかける。

「もう何年もです」

思わず、え? と聞き返すアシリパ。

杉元と白石は早速作業に取り掛かろうとしており、平太の言葉を聞き逃していた。

平太はアシリパに、ニコ、と笑いかける。



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スケッチ

夢中になってスケッチしているヴァシリに、絵を描いているのかとノリ子が話しかける。
「楽しい?」
そう言いながらヴァシリが双眼鏡をかけている枝に手を伸ばす。
そしてノリ子は身振り手振りを交えて、自分の事も描いて欲しいと伝えて、ヴァシリを簡易小屋に連れ込むのだった。

綺麗に描いてね、とおもむろに服を脱ぎ始めるノリ子。

ヴァシリはじっとノリ子を見つめていた。

「あたしのからだ…好き?」

ノリ子の流し目を向けられながらも、ヴァシリはそれを特に意に介した様子もなくスケッチを始める。

ふと傍らの何かに気付くノリ子。
「まただわ…捨てたはずなのに…」
その表情は青ざめていた。

「ノリ子!! 何やってんだッ」
小屋の入り口の布を開けて嵩が怒鳴り込む。



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「来いッ」
嵩はノリ子に服を着せて強引に外に連れ出す。

去り際、ヴァシリを睨む嵩。

ヴァシリもまた嵩を見返す。

簡易小屋から離れた嵩は、暇だったから、と言い訳するノリ子に、だからって会ったばかりの男にあんな真似するな、と怒りをぶつける。

ノリ子は特に悪びれずに、ヴァシリに興味があったのではなく、自分のきれいな体を絵で残しておきたかったのだと答える。
そして、この山で嵩の砂金掘りが終わるのを待っていたらすぐにお婆ちゃんになってしまうと考えたためだと言って、もうしないと謝罪するのだった。

ノリ子の主張に理解を示す嵩。
ハク(砂白金)で儲けたら東京に行って商売するから、と言ってノリ子と口づけを交わす。

その様子を、樹上にいた平太が舌をペロペロさせながら覗いていた。
そして間もなく飛び降りるのだった。



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仕掛け弓

流し掘りの作業を行っていた杉元と白石は、平太がいないことに気付く。

河原で湯を沸かしているアシリパに、平太がいなくなったから探してくれと慌てて懇願する杉元と白石。
「あいつが熊に食われたら俺らの砂金掘りが台無しなんだから!!」

「本当に熊がいるんならな…」
アシリパが呟く。

「なあ兄ちゃん」
倒木に腰を下ろしてスケッチを再開していたヴァシリに嵩が話しかける。

嵩の双眼鏡のジェスチャーで、枝にかけておいた自分の双眼鏡がなくなっていることに気付くヴァシリ。

嵩は指で少し離れたところにある木を指し示す。
「サルノコシカケの上に置いてあるの兄ちゃんの双眼鏡じゃない? ノリ子のいたずらじゃねえかなぁ」



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木の幹に生えているサルノコシカケに双眼鏡が載せられている。

取りに向かうヴァシリ。
その行く手にある紐に触れると、仕掛け弓(アマッポ)が発射される。

その直前で、ヴァシリの背中に思いっきり飛び蹴りを食らわすアシリパ。

発射された矢は木の幹に刺さりる。
「鹿を狙った仕掛け弓だ 危なかった」

その一部始終を、嵩は少し離れたところからじっと見つめていた。

アシリパはアマッポがある場所には印がある、と木の幹の印を指さす。
「頭巾ちゃんも覚えておけよ」



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アシリパは平太が熊を目撃したという場所よりも範囲を広げて熊を捜索していた。
その結果、穴ごもりをし損なったマタカリプの痕跡はなく、周辺のヒグマは皆、巣穴に籠っていると結論する。
そしてアシリパは、平太はなぜ『ヒグマがいる』などと嘘をつくのかと考えるのだった。

「おい杉元 あれ…」
白石の指さす方向を見る杉元。

少し離れた先には、熊の後ろ姿があった。

戻ってきたアシリパに杉元はヒグマの存在を知らせる。
「平太師匠の言う通り近くにいるッ ウェンカムイから平太師匠を守らないと!!」

ヒグマの足元には、三郎の父、そして三郎の二人の死体が埋められていた。

まるで熊のように、目と口を大きく見開く平太。



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第219話 平太師匠の振り返り感想

謎だらけ

前回に引き続き、まだ謎が多い。
特に平太はその行動原理はもちろん、そもそも平太本人なのか、なぜ熊に食われたはずなのに生きているのかわからない……。

そして前回は平太一人が怪しく、何かを企んでいるのではないかと思ったが、どうやらヴァシリを仕掛け弓(アマッポ)で殺そうとした嵩(ノリ子の可能性もある?)もそっち側の人間らしい。

アシリパさんは平太の「熊がいる」という主張を嘘だと見抜いた。

砂白金に目がくらんだ杉元と白石は平太に対する違和感を特に抱いている様子はないし、今回はアシリパさんとヴァシリが先頭に立って戦うことになるのだろうか。

戦う相手は平太? そしてアマッポでヴァシリを殺そうとしたらしい嵩なのか?
それすらも定かではなく、ただただ不気味な展開が続く。



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ただ、この平太と嵩の二人はあまり組んでいるような感じがしない。
ノリ子と口づけをする様子を樹上から覗いている平太からは、嵩とノリ子への仲間意識が感じられない……。

組んでいたとしても、その仲間意識は砂白金を独り占めできると確信できたなら容易く裏切る程度の希薄なものではないだろうか。
嵩は砂白金に執着しているけど、平太は砂白金より熊を装って三郎やその父を皮切りに、嵩やノリ子を殺そうとしているとか?

じいさんと三郎は普通に平太や嵩への仲間意識があったように見えたんだけど、何分大した言葉も発することなく死んでしまったから、ひょっとしたら平太、嵩、ノリ子に黙って密かに砂白金を独り占めしようという気があったのかもしれない。

平太たち五人組は、実は平太、嵩とノリ子、三郎と父の三組で、水面下で砂白金を独り占めしようとしていた?
つまり三郎と父のチームが敗れたということだったりするのだろうか。



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平太が特に不気味で謎が最も多い。
そもそも今回のエピソードのプロローグで平太はウェンカムイによって殺されていたはず。
その際に枝で作った頭部の傷が残っているし、やはり実際に起こったことなのではないか……。

今いる平太は生きているのか、死んでいるのかすら曖昧で、実に気持ち悪い……。
熊が何日前から近くをうろついているのかとアシリパに問われて、何年もです、と答えた平太が怖すぎる。

平太が熊に襲われたのは数年前のことで、かろうじて命を取り留めていた?

死者が動いて生きている人間を陥れる、みたいな世界観の漫画じゃないし、平太は生きていると考えた方が良いのか。

平太に双子がいたか、それとも兄弟か。まだ色々な可能性は残っているが、少なくとも杉元たちは平太たちによって何かトラブルに見舞われようとしていることは確かだ。



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謎だらけ

ノリ子がヴァシリを連れ込んだ簡易小屋の中で見たものは何なのだろう。

「捨てたはずなのに……?」ってどういうこと?

顔を青くしながらこんなセリフを言うということは、とりあえず何か後ろめたいことがあるのか、それとも恐怖を抱いているのか。

おそらく嵩とノリ子の関係性から、この二人は一組とカウントできるんじゃないか。

ノリ子が驚いていた何かをヴァシリに見られたかもしれないと考えて、嵩は彼をアマッポに引っ掛けて始末しようとした?

嵩とノリ子もまだまだ平太と同様に謎が多い。

ただ、アシリパさんがそのアイヌの知恵を駆使して、平太の主張を疑っている。
これにより、熊が彼らの周囲をうろついているのかどうかが極めて怪しくなった。

でもそう思ったのも束の間、杉元と白石は熊の後ろ姿を目撃していたのだという……。

謎だ……。



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その足元には今回新たに殺されてしまった三郎と、前回のラストで殺されたじいさん、つまり三郎の父親が埋まっている。

今回の犠牲者は三郎だった。

アシリパさんが熊が付近にいないと言ったことから、熊がいると主張する平太が前回よりもさらに怪しく感じるようになった。

前回死んだじいさん――三郎の父も、そして今回死んだ三郎も、平太の手によるものではないか?

平太は自分の仲間を殺したいのかな?
それとも、杉元たちも含めてメンバー全員を殺したいのか?
杉元たちが来たことで殺戮を開始した?

平太が杉元と白石に砂金採りをレクチャーしているのは、親切というよりは杉元たちから信頼を得てこの場に足止めしておこうとしているように見える。

果たして真相は?

そして杉元たちは無事にこの場を切り抜けることができるのか。

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第219話 平太師匠前話第218話 砂金堀り師たちのあらすじ砂金掘り落ちかけたところを救われた平太は、杉元に礼を言う。杉元は平太の額に傷があることに気付き、大丈夫かと問いかける。これはちょっと前のものなので、と返す平太。内心で杉元のことを、やさしい、と評...

219話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。

第220話 毛皮

アシリパの忠告

杉元、白石、アシリパは熊が目撃した周辺を捜索していた。

しかし周囲からは熊がその跡形ごと姿を消していたのだった。

アシリパは歩き回る杉元たちに、熊の足跡がわからなくなると、注意する。

「やっぱり…あの白い熊を送らなかったから山の神さまが…」

杉元の呟きに、アシリパは、わからないことをカムイのせいにして考えることをやめるのは良くないと諫める。
そして続けて、そもそもヒグマがいたはずなのに足跡が残っていないというのは絶対にあり得ないと自身の経験を元に冷静な意見を述べるのだった。

それで気を取り戻したのか、杉元は、自分とアシリパで熊を倒すので、平太を探すようにと白石に指示する。
「あの男が食われたらすげえ困る!! 頭巾ちゃんを連れて行け」



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ウェンカムイ

「親父…三郎…」
平太は熊によって埋められたと思われる、雪の下の父と三郎の死体を見つめていたが、間もなく急いでその場を後にする。

「南無阿弥…仏…」
逃げた先から念仏が聞こえてくる。
「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」

震え声で続く念仏。

平太は恐る恐る念仏の聞こえてくる方向に歩いていくと、嵩が熊に捕まって食われている最中だった。

虚ろな目で念仏を唱え続ける嵩の頭を、熊は前足でぐーっと押さえつけていく。

パキュ

卵が割れたような音と同時に嵩の脳漿が外に飛び出す。

ノリ子はその現場のすぐ近くにいた。
涙を流ながらも、悲鳴が出ないよう必死に口元を両手で押さえて、木の陰に隠れていたのだった。



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熊がその場を後にした後、ノリ子の前に姿を現す平太。
「怪我はない!?」

「平太ッ」
平太にしがみ付くノリ子。
「嵩さんが…嵩さんがあ…」

平太は、自分の顔のすぐ近くにあるノリ子の唇に口づけする。

「駄目よ…」
は顔をそらし、平太と距離をとろうとするノリ子。

「ごめんなさい でも僕…」

次の瞬間、突然、熊の巨大な爪がノリ子の顔に突き立てられていた。

ノリ子は悲鳴を上げる間もなく顔を引き裂かれていく。
その光景を目の当たりにして平太は尻もちをつくが、すぐに立ち上がって一心不乱に逃げ出すのだった。



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正体

平太は杉元と出会っていた。

抱き着いてきた平太の様子に、何かのただならぬ事態が起きたと察した杉元は、熊がいたのかと問う。

「逃げないとッ 早く逃げないと次は私だッ」

必死に訴える平太に、大丈夫だ、俺らといろ、と冷静に答える杉元。
「守ってやる どこにいた? 熊は」

「不可能です…私は必ずあいつに食われる だから出来るだけ離れてください」
平太は恐怖のあまり正気を失いかけていた。



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「どういう意味だ?」
アシリパが冷静に問いかける。

「親父も三郎も嵩にいもみんな食われた…」

その頃、ヴァシリを連れて来いと言われていた白石は、ヴァシリの元に到着していた。
ヴァシリは変わらずスケッチに没頭している。
「頭巾ちゃん ちょっとついて来て!!」

ヴァシリは白石の言葉に一切反応せず。一心不乱にペンを走らせている。

「ノリ子姉ちゃんも食われてしまった 僕のせいだ…」
平太は泣いていた。
「僕がウェンカムイを連れてきたから」



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杉元は平太の言葉に違和感を抱く。
「平太師匠 あんた…さっきから誰の話をしてるんだ?」

白石はヴァシリが集中して描いている絵を見て驚愕していた。

描かれていたのは平太が横に寝てポーズをとっている絵だった。
その裸になった上半身全体には刺青が彫られている。
白石は平太が刺青囚人であることを理解したのだった。

ヴァシリを小屋に誘ったのはノリ子ではなく平太だった。
さらにノリ子のみならず、三郎、嵩、父親は平太が脳内で妄想として作り上げたものだった。



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ウェンカムイ化

アシリパは平太が背から落とした風呂敷の結び目が解け、ヒグマの毛皮が見えているのを指摘する。

「え? いつのまに…どうして?」
風呂敷を掴み上げる平太。
「何度も捨てたのに焼いても川に流してもいつのまにか戻ってくる」

それに対し、それを大事そうに背負っていたと突っ込む杉元。

アシリパは真相に辿り着いていた。
「もしかして杉元とシライシが見たという熊はその毛皮だったんじゃないか?」

平太の持ち物の毛皮が、風呂敷を破るほどに膨張していく。

「平太のいうウェンカムイとは平太の頭の中にだけいるんじゃないのか?」



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平太は熊に姿を変えた自身と対峙していた。

ベキンッ

熊による一撃を頭部に食らい、平太は首の骨を折られる。
しかし杉元たちの目には、平太が勝手にその場に一人で仰向けに倒れたようにしか見えなかった。
風呂敷の中の熊の毛皮が開いて、倒れた平太を覆い隠す。

「平太師匠!! どうしたんだ?」

平太は杉元の声にまるで反応しない。
熊の毛皮の下、平太はただビクビクと小刻みに震え続けている。
平太は熊に食われる妄想に囚われていた。
クチャクチャ

ガリガリ



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「…!?」

平太は毛皮で全身を覆ったままは起き上がる。
「カフッ カフッ」
興奮した熊のような呼吸音を立てている。

突然、右腕を杉元に振り下ろす平太。

杉元は即座に反応し、防御姿勢をとろうと肘を曲げた状態で左腕を掲げる。

パキンッ

しかし平太の右腕は杉元の左腕を容易く折るのだった。

「ブオオオッ」
熊と化した平太が杉元に襲い掛かる。



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第220話 毛皮の感想

色々と謎が解けた

平太が熊だった……。

このエピソードが始まる冒頭、平太が襲われて、食われていたのは平太自身が見た妄想だったのか……。

しかし親父、三郎、嵩、ノリ子までも妄想だったとは気づかなかった。

読み返すと、確かに杉元たちは平太以外には話しかけていない。

江渡貝が自身の屋敷内に安置した死体の剥製と会話していたのと似ている。

江渡貝とはまた違った怖さがあるけど、危険度は平太の方が上かな?

江渡貝はまだ話が通じるところがあるけど、平太は常に妄想に囚われていていつ攻撃を仕掛けてくるか全く読めない。



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危険すぎる。

やはり今回のエピソードのジャンルはホラーだったわけだ。

ウェンカムイになり切って杉元を襲う様子から、おそらくこれは彼の初めての犯行ではないと思う。

雨竜川に出没するウェンカムイは、平太のことだろうな。

平太の豹変には何か原因があるのだろうか……。

父親、三郎、嵩、ノリ子はやたらリアルだし、実在していたとすれば彼らが熊に殺されて以来平太が狂うようになってしまった可能性がありそう?

自分以外の家族が虐殺されたショックで狂ったなら同情できるが……。

でも、特に何の原因もないけど狂っているパターンもあり得るから困る。
それ怖すぎるんだけど……。



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ヴァシリのスケッチ趣味により、平太が刺青囚人だと判明した。

杉元はそれを知らずに一撃受けてしまったが、ヴァシリがおらず、平太が囚人だ分からないままだったらやられていたかもしれない。

平太に小屋に連れ込まれて、上半身裸の姿をスケッチするように言われたヴァシリはどう思ったのだろう……。

特に動揺せず、黙々と描き続けていたのは集中力か、絵が好きなのか、刺青が美しかったからなのか。

平太はかつて網走に収監されていたことになる。
彼が囚人になった原因はおそらく妄想が原因だろうな。
おそらく殺人かな。

彼の犯行が暴行で済むとは思えない。



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今回はアシリパさんによる鋭い洞察力にも助けられているな~。
本当に賢いわ!

ヴァシリとアシリパさんが今回のMVPだな。

ただ、平太の正体は喝破したが、彼の怪力をかわすことが出来るのか?
自分が熊だという思い込みで、打たれ強さも上がっていると思う。

それでも所詮は人間の身体だから、銃の一発も食らわせれば戦いは終わるか。

エースの杉元が負傷しているので、戦うのはヴァシリかな。

果たして次回、平太を退治するのは誰だ?

以上、ゴールデンカムイ第220話のネタバレを含む感想と考察でした。

ゴールデンカムイ最新第221話ヒグマ男ネタバレ含む感想と考察。第220話あらすじ。...
第221話 ヒグマ男前話第220話 毛皮のあらすじ冷静なアシリパ熊を目撃した辺りで、熊を捜索する杉元たち。しかし杉元たちが来た頃には、熊の姿は周囲に跡形もなく消えていた。アシリパは、熊の足跡がわからなくなると、周囲を歩き回る杉元たちを注意する。この奇妙な...

221話に続きます。

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