ゴールデンカムイ最新第228話シマエナガネタバレ含む感想と考察。第227話あらすじ。海賊房太郎を追う杉元一行。濃霧ではぐれる杉元。

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第228話 シマエナガ

前話第227話 共犯のあらすじ

怒りの理由

宇佐美が、もう一度、智春の喉を踏み潰そうと足を振り上げる。

それを慌てて止める鶴見。

智春は白目を剥き、呻き声を上げていた。

「僕は気が進まなかったのに篤四郎さんが…『こっちの広いところでやりなさい』と言ったから…」

智春を病院に連れていこうとしていた鶴見は宇佐美に諭すように声をかける。
「親友にこんな真似をすると分かっていたら…」

「親友ぅぅ?」
憤怒の表情で、鼻息をフンッと吐き出す宇佐美。
「いつだって『篤四郎さんとの時間』を邪魔しやがって」

「こいつの父親が陸軍第二師団の偉い人だから篤四郎さんから目をかけてもらっていたのは」
うん、と頷く宇佐美。
「許す!!」



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「こいつが東京の陸軍幼年学校に行くことで将校さんになってますます篤四郎さんに近くなっていくのも…」
うん、と宇佐美。
「許す!!」

「僕にはそれを今日まで言わずに見下していたというのもまあ……」
宇佐美はまた、うん、と頷く。
「許す!!」

しかし宇佐美は鶴見が道場で智春に対して言ったことを、外で全て聞いていた。

(「東京へ行くこと 彼にまだ言ってないのかい?」)

(「君の気持ちは時重くんに負けてない」)

(「その気持がずっとあれば きっと智春くんの方が強くなるよ」)

鶴見のセリフに、怒りのあまりプルプルと震えだす宇佐美。

「僕にはそれだけだったのに!!」
宇佐美は、鶴見が自分のことを一番だと認めてくれていたことが全てだったと、智春のそばでしゃがんでいる鶴見に向かって叫ぶ。



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処置

鶴見は宇佐美の元に歩み寄り、すまなかった、と宇佐美を抱きしめる。
「ああ言えば智春くんが諦めて帰ってくれると思っただけなんだ」

キミは今でも私の一番だよ、と言われ、なんだあ、と顔を緩ませる宇佐美。
「そうだったんですか!! ヨカッター」

そして横たわったまま動かなくなった智春を指して鶴見に問いかける。
「それ…死んじゃいました? 共犯ですね僕たち…」

一瞬の間を置き、鶴見は口を開く。
「今から言う筋書きをしっかりと憶えなさい」

鶴見と宇佐美は、鶴見が道場まで乘ってきた馬が誤って智春を蹴り殺してしまったと口裏を合わせることで事なきを得ていた。
智春の父は怒り、馬を射殺。しかし真相はバレることはなかったのだった。



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そして2年後。道場の敷地。

「ここは僕が初めて人を殺した場所」
宇佐美は自分の胸に手を当て、鶴見に告白する。
「この聖地へ何度も来てはあの日のことを思い出すんです」

しかし宇佐美は馬の飼い主が鶴見だったことで、智春の父に逆恨みされた鶴見は第二師団に居辛くなってしまったと道場の武田先生から聞いたと鶴見に問う。
「そうなると分かってて僕をかばってくれたんでしょ?」

おかげで北海道に左遷だよ、と笑う鶴見。
「でもいいさ…中央からさらに離れることでより自由に出来ることもある」

「それに…時重くんという興味深い存在がこのまま潰されていくには惜しいと思った」

ニコッと笑う宇佐美。

「第七師団で待ってるよ」



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鶴見の得た答え

道場。

鶴見と武田先生が向かい合って座っている。

どうすれば、発砲するふりをする兵士に敵兵を殺させることができるのか、その答えが日清戦争を経て見つけた気がすると鶴見。

「兵士の攻撃性を引き出すのは敵兵の憎しみではなく、恐怖でもなく、政治思想の違いでもない」

それは? と先を促す武田先生。

「愛です」

「しかしながらそれは罪悪感との戦いにもなります」

「いかに部下との愛を育みどんな汚れ仕事でも従う兵士を作れるか…それが指揮官の課題でしょう」

「ただ…中には『生れながらにしての兵士』の者もいます」

「ほとんどの兵士は羊なのですがその中にわずかに『犬』がいる」

「攻撃性が強く忠実で後悔や自責を感じずに人が殺せる兵士 軍隊には彼らのような兵士が切実に必要なのです」



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札幌に向かう

札幌に向かう宇佐美上等兵と菊田特務曹長。

宇佐美上等兵は資料の情報から、札幌貧民窟の連続殺人犯の目的が物盗りではないと呟く。

貧民窟の娼婦は金も物も持ってない、という菊田特務曹長に宇佐美上等兵は答える。
「殺しのための殺しですよ こいつは間違いなく殺人現場に戻ってくる」

「何度も戻り自分の殺しを妄想して自慰行為をするような変態に違いない」

「僕にはわかるんです!!」
札幌に急ぐ宇佐美上等兵。



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鯉登少尉たち

鯉登少尉の病室。

二階堂が右手の義手を探している。

その様子を見て、誰かが隠したんじゃないのか? いつもあれでうるさいから、と笑う鯉登少尉。

二階堂は右手の義手の指の間に棒を素早く打ち込んでいく遊びをしていたのだった。

義手の在り処が分からず困っている二階堂にインカラマッが話しかける。
「私の千里眼…ウエインカラで探しましょうか?」

お願いしますインカラマッさん!! と頭を下げる二階堂。

目を閉じて念じるインカラマッ。
「鯉登ニシパの方角から強く感じます」

驚いた表情の鯉登少尉。
その表情のまま、布団に隠していた二階堂の義手を見せる。

「あったー」



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驚いた、なんでわかったんだ、と鯉登少尉。

私でも見当つきましたが、と月島軍曹。

「インカラマッはすごいんだぞ月島~ なんでもズバズバ当ててくる 怖いくらいだ」

「なに噛んでいるんですかそれ」
鯉登少尉が気の棒のようなものを噛んでいるのを突っ込む月島軍曹。

「魔除けのイケマの根 一本1円20銭だ」

インカラマッを睨む月島軍曹。
「オイ…鯉登少尉から金を巻き上げるのをやめろ」

全然信じておらんな? と鯉登少尉。
「疑うなら試しにお前も見てもらったらどうだ?」



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結構です、とそっぽを向いた月島軍曹にインカラマッが話しかける。
「見てさしあげましょうか? 月島ニシパ 見つからないものとか…探しているものはありませんか?」

一瞬、いご草(えご草)ちゃんのことが月島軍曹の脳裏に過る。
「オレを手懐けようなんて思うなよ」
インカラマッを冷たく睨む月島軍曹。

「北海道へ帰ってきてるはずの谷垣ニシパがここに来れないのは私が人質だからですか?」
インカラマッの問いに月島軍曹は答えない。

「あれ? お箸が出てこない!! 何か中に挟まっている」
義手の指の穴を覗く二階堂。
指の穴から変なものが出てくる。

「『羊羹』だ」
ニヤリと笑う鯉登少尉。



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第227話 共犯の振り返り感想

答え

なぜ宇佐美が智春の喉を踏み潰したのか?

答えは鶴見が智春に「宇佐美よりも強くなる」と声をかけたのを宇佐美が聞いたから。

やっぱりヤバイ理由だった。

そのあとに鶴見に、君が一番だと言われてすぐにホッとするのも含めて宇佐美は異常だと思った。

かわいそうに、結局智春は死亡。

しかし宇佐美は一切狼狽えることなく、「それ…死んじゃいました?」。
怖すぎる。



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鶴見の乗っていた馬に蹴られたことにして、宇佐美は罰を逃れていた。
しかし鶴見はそれが原因で第二師団から第七師団に左遷……。

一見鶴見にとっての災難のようだが、しかし中央に近い師団から飛ばされたおかげで、第七師団を徐々に私物化を進めていくことになる。

なるほど。色々と現在の状況へと繋がっていくなあ。

宇佐美は鶴見が何か手を回すまでもなく、最初から鶴見に心酔していた。
鶴見としては、宇佐美に期待しているという姿勢を見せて、第七師団で待っていると声をかけるだけで良かったわけだ。

鶴見も宇佐美も智春の死に全く狼狽えていないのが恐ろしい。
それまで結構一緒にいて、仲良く話をしていたのに。

鶴見、宇佐美の二人が異常だったことに気付けなかった智春がただただ不憫だ……。



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軍人が人を殺す壁を越えるには

戦場で軍人は中々人を殺せない。
しかし鶴見は、軍人に人を殺す壁を越えさせるのは、上官や同僚への愛なのだという答えを見出していた。

汚れ仕事や人殺しを躊躇しない兵士を作るのが指揮官の仕事。

鶴見は日清戦争を通じて、恐ろしい真実に気付いていた。

ベトナム帰還兵の証言を元に解説されているが、実は自分もこれを以前聞いたことがあった。

それは戦場で戦えるのは家族や国のためではなく、戦友のためだということ。

今回鶴見が言った「上官や同僚の期待を裏切りたくない」とは、つまりそれと同じことなのかなと思う。



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鶴見が恐ろしいのは1900年代初頭にすでにこのことに気付き、それに基づく練兵を実践していたことだろう。

実際、その後は鶴見中尉の命令に何の疑問もなく従い、何の躊躇もなく敵を殺す第七師団が出来上がっていくわけだ。

そして宇佐美は、生れながらにして人を殺せる兵士だった。
兵士として攻撃性が高く、忠実、かつ殺しに後悔や自責を感じないという優れた特質の持ち主か……。

そんな宇佐美に普通の軍人が感化され、第七師団は軍隊として強靭になっていったのではないか。

今回で、宇佐美が第七師団でどのような役割を果たしていたのかがわかった。
殺人に罪悪感を感じないという生来の気性により、貧民窟の殺人鬼の行動予測も出来るという特殊能力も発揮している。
果たして札幌の貧民窟で何が起こるのか。



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インカラマッのこれからの動き

インカラマッの占いの精度に驚く鯉登少尉たち。

月島軍曹に、探しているものはないかとインカラマッが訊ねたのは偶然なのか?

いご草ちゃんが今、どうしているのか。
生きているのか、それとも死んでいるのか。

月島軍曹は真相を知りたいのか、知ることを恐れているのか。

インカラマッは自分が人質になっているから谷垣が帰って来ないことに気付いている。

谷垣のために何とかしてここから脱出できないか考えているのではないか。

月島軍曹に占いを持ちかけたのはそのための手段、あるいはその布石としてかな?

すっかり回復したインカラマッが今後どう動くのか。

ひょっとしたら鯉登少尉、月島軍曹と一緒に療養所を出るとか……?

ゴールデンカムイ最新第227話共犯ネタバレ含む感想と考察。第226話あらすじ。なぜ...
第227話 共犯前話第226話 聖地のあらすじセタの気性「あれリュウじゃない?」コタンでリュウに似た犬を見つけて呟いた杉元に、似てるだけだと返すアシリパ。白石の、二瓶の銃は樺太のチカパシたちの元に置いてきたからリュウはどこにも行かないだろうというセリフに...

227話の感想記事は上記リンクをクリックしてくださいね。

前話第228話 シマエナガ

杉元はぐれる

杉元たちは刺青囚人海賊房太郎を追跡すべく、空知川へと向かう道中の雪山を歩いていた。

行く手が遮られるように徐々に霧が濃くなり、アシリパは、霧が晴れるまで一度近くのコタンに戻ろうと提案する。
しかし大丈夫だよ、と杉元は先へ進んでいき、足元に羽が折れた小鳥シマエナガがいることに気付く。

杉元は北海道にしかおらず、さらに冬にしか姿を見せないシマエナガを手に乗せ、アシリパがこの鳥のことを『ウパッチリ(雪の鳥)』と呼んでいたことをアシリパ本人に確認しようとする。



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しかし濃霧はさらに濃くなり、杉元とアシリパは互いの声は聞こえるが、姿は見えない状況に陥っていた。

杉元はアシリパの声のする方に向かうが、誤って緩めの斜面に足をとられてしまい、そのままズルズルと下へ滑り落ちていく。

杉元は斜面を登ってアシリパたちのところに戻ろうと考えるが、すぐに自分の折れた腕で斜面を登るのは難しいと判断し、別のところから登ろうと移動を開始するのだった。

その頃、アシリパは杉元の足跡を見つけられず、追跡できずにいた。



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アシリパの教え

霧はさらに濃くなっていた。
状況の悪化にいよいよ杉元は焦り始める。

この状況下では下手に動かない方が良いと判断した杉元は、冬山で一夜を一人で過ごすことに不安を覚えていた。
しかしすぐに、自分の肩に乗せているシマエナガに向かって、君がいたね、と話しかける。

岩場にもたれかかった状態で倒れている木を発見した杉元は、そこで一夜を過ごすことを決めて、焚火のための薪集めに向かう。

アシリパの教えの通り、杉元は枯れた木では、すぐに燃え尽きて灰になってしまうため、煙を多く出す生木を探していた。

使える木を見つけて、銃剣を鉈代わりにして木材を採取する杉元。
銃剣は刺突が主たる用途であるため、本来は切れ味が非常に鈍い。
しかしアシリパに、チタタプするために研いでおくようにと言われていたため、杉元の持つ銃剣は指を落とせるほど切れ味が鋭くなっていた。



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薪をとってきたが、そのまま雪の上で焚火をすれば雪解け水によって火が消えてしまう。
それを防ぐための知恵として、アシリパからナナカマドという非常に燃えにくい木を並べる、もしくは種類は関係なく木を並べ、その上に川の砂をかけて燃えにくくした上で薪を燃やせばよいと杉元は教わっていた。

ただ、近くには川がなく、砂が採取できない。
しかしその場合も杉元はアシリパから対処法として、木の樹皮を燃やしたあとにできた灰を川の砂の代わりにすれば同じ効果が得られると教わっていた。

焚火に成功し、安心する杉元。

「全部アシリパさんから教わったことさ おかげで今俺は生き延びられてる」

杉元はアシリパが持たせてくれた携行食の団子の存在を思い出す。
茹で栗とマスの筋子を潰したものに調味料として動物の油を混ぜたお団子を少しちぎってシマエナガに与える。

杉元は翌日、霧が晴れたらアシリパが迎えに来てくれるはずだと信じ、焚火を背に横になるのだった。
「おやすみ『ウパシ』ちゃん」



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クマ

翌朝。

アシリパは杉元を迎えに来ていなかった。

さらに杉元は焚火をしていた場所のすぐ近くにクマの足跡を発見する。

足跡の幅から雌か若い雄であり、子供の足跡はないと分析を重ねていく杉元。
時期的には穴から出てきたばかりで食うために襲わないだろうが、好奇心がある若い雄だったらその限りではない。
その場合はまずい。杉元はそう感じていた。

結局、杉元は昨夜を過ごした場所に戻ってきていた。



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シマエナガに携行食のかけらをやりながら、もし大きなオスの熊なら人の気配がすると立ち去る……、と呟く杉元。
そして、戦争もオッサンたちが最前線で戦えば命令されても誰も戦わなくてみんな飽きて還るかも……、と続ける。
「未来ある若者が死ぬのはもったいないだろ?」
そして寅次と梅子、まだ赤子だった子供のことを思い出す。
「若い奥さんと…小さい子供がいるような奴は死んじゃ駄目だよ あんなに気立ての良い奥さんを残して…」

杉元は、ヒグマがうろつく霧の中を歩くのは良くないと判断し、もう一晩、昨夜と同じように過ごし、今度こそアシリパが迎えに来てくれるのを待つことにするのだった。



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杉元、苦渋の判断

霧は一向に晴れないまま、1週間が過ぎていた。

初日、二日目は比較的余裕を見せていた杉元だったが、1週間が経過して不安を覚え始めていた。
シマエナガに話しかける杉元。
「え? なに? あのお団子があるうちにここを発てばよかったのに?」

チュピ、と小首を傾げつつ杉元を見返すシマエナガ。

「おのれもガツガツ食ってたくせに!!」
シマエナガに指をつきつけ、杉元はすごんでみせる。
「羽をムシって貪っちゃうぞ!!」

杉元は鳴声を上げるシマエナガに、今のは冗談だよ、と笑いかける。
そして絶対にふたりで生きてこの山から脱出しよう、と決意する。

最後の力を振り絞り、霧が晴れずとも、熊がうろついていようとも、食料もなく、力も出ないがここを出発しようと気合を入れる。
「俺は不死身の杉元だ!!」

「…うん」
真顔になる杉元。



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「ふいいいいい~ごめんなさいごめんなさい…」
杉元は鬼気迫る表情でシマエナガの首の骨を折り、羽をムシッていた。

過去に食べたスズメの調理法を思い出しつつ、丸裸にしたシマエナガに木の棒を突き刺し、焚火であぶり始める。
「内臓はチタタプにして食べよう 食べて力が湧いてきたらここを出るぞ いただきまぁす!!」
一口目を食べ始めたその瞬間。

「杉元~!!」

杉元は、アシリパが自分を呼ぶ声がすぐ近くに来ていることに気付き、叫び声を上げる。
「うおおおおお」

アシリパは悲痛な杉元の叫びを聞き、ようやく杉元を見つけたことを喜ぶのだった。
「杉元の声だ」



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第228話 シマエナガの感想

ミスト(笑)

オチが完全に映画ミスト(笑)。

色々頑張るんだけど、最後は諦める。

しかしその直後……。

もうちょっとだけ意地を張っていたら……、頑張っていたら……、耐えていたら……そうすれば大団円だったのに。
既にやってしまったことの取り返しがつかない。時間は戻せない。
そんな絶望感がまさにミストそのまま。

でもゴールデンカムイではきちんとギャグとして昇華できていて面白い。

ラスト3ぺージの杉元の一挙手一投足に笑う。



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しかしただ笑えるだけではなく、きちんと真面目な杉元の表情も描かれている。

寅次と梅子のことを思い出してしんみりとなったり、自分が冬山でサバイバルできていることがアシリパに教わったおかげだと感謝してみたり……。

これだけで終わればただの良い話。でもその後のオチがゴールデンカムイのゴールデンカムイたる所以だわ。

このテンポ最高でしょ。

そして、1巻から比べると、明らかに杉元のサバイバル能力がメチャクチャ向上しているな~と感じた。
冬山で野宿とか、1巻の頃だったら初日で死んでいたかもしれない。

実際の現場できちんと活かせるくらい、アシリパの教えが杉元に息づいていたということだ。

「全部アシリパさんから教わったことさ おかげで今俺は生き延びられてる」

1週間も時間を無駄にしたものの、何とか無事、杉元はアシリパさんたちと合流できた。
次回はいよいよ海賊房太郎かな?

楽しみだ。

以上、ゴールデンカムイ第228話のネタバレを含む感想と考察でした
第229話に続きます。

ゴールデンカムイ最新第229話完璧な母ネタバレ含む感想と考察。第228話あらすじ。...
第229話 完璧な母前話第228話 シマエナガのあらすじはぐれる杉元杉元たちは刺青囚人海賊房太郎の追跡のために平太が持っていた砂金サンプルの包みに書かれていた採取場所の空知川へと向かうべく、雪山を歩いていた。一行の行く先は、徐々に霧が濃くなっていく。一旦...

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