ゴールデンカムイ軒2016は伝説に。その抽選の驚異の当選確率。料金は……。

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ゴールデンカムイ軒2016
ゴールデンカムイ軒。

今年9月に渋谷で開催されたもはや伝説となったイベントである。

ゴールデンカムイ作中で出てきた料理を実際に提供するというコンセプトの元行われたリアルイベントで、その提供料理もさることながら、PRの仕方の力の入り具合や、当選確率、果ては、これはチケットが高額でオークションに出品されたなど騒ぎは過熱していった。

実際に参加できた人たちからは調べた限りでは良い声しか聞こえてこない。

ちなみに私はダメだった。

本当に悔しいと思ったが、しかしその当選確率を割り出すと笑うしかない。

当選確率がエグかった2016ゴールデンカムイ軒。

まずその当選確率だが、70組140名のキャパに応募総数15,039名

当選確率1%以下とかどんだけプラチナチケットなんだ。

このイベントがこれだけの盛り上がりを見せたのは、まずゴールデンカムイという漫画作品自体が漫画大賞を受賞し、大変に旬であるのがひとつ。
そして、食事の無料で提供される1日限りの超限定招待イベントであることが上げられる。1日限りということは当然招待人数も絞られるから限定性もうなぎ上りに高まる。それらが相まって騒ぎが過熱していく。つまり、盛り上がる条件はぞろっと揃っているわけだ。

今回のゴールデンカムイ軒という伝説となったイベントが再度催されるかどうかに関するアナウンスは今のところ無い。
しかし、twitterなどのネット上では再び行われることを望む声は少なくない。

次の展開は考えられているはずだ。というかそう思いたい(必死)。





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ゴールデンカムイ軒自体は行われなくても料理が食べられる可能性はある?

2016年夏。ゴールデンカムイ軒はこれだけの盛況を誇ったわけだからコンセプトや提供される料理自体には一定の需要があると言って良いだろう。

今回のイベントが成功したからと言って継続的な店としてやっていけるかはまた別の話で、ゴールデンカムイに出てくる料理に特化した店が出ることは前例が無いためあまり考えられない。しかし、このゴールデンカムイ軒のイベントによる宣伝効果、ブランディング効果がどうやって測定されるかはわからないけど、コストパフォーマンスが良いと判断されればまた同様のイベントが行われる可能性は十分にあると思う。
その際は、2016年に提供されたサービス内容とはまた違ったものになることだろう。私は勝手に楽しみにしている(笑)。

仮に、イベント自体はもう行われることは無かったとしても、料理自体を既存の店にタイアップのような形で出してもらうことはできるのではないだろうか。

適切なターゲット層を考えると全国展開している居酒屋などのチェーン店がひとつ考えられる。

ワンピースやドラゴンポール、ポケモンなどは既にファミレスやコンビニなどで広く展開しているが、ゴールデンカムイはそれらの作品と比べるとどうしても知名度も子供に対する訴求力という点においても及ばない。

正直ゴールデンカムイ作中に出てくる料理は美味しそうだ。世にあらゆるグルメ漫画があるが、ゴールデンカムイは野性味にあふれた料理(ジビエ料理と言って良いのかな?)、あるいはアイヌ伝統料理というレアな分野をカバーしているので新鮮味があり、かなりグルメ漫画として魅力がある

ゴールデンカムイのファンならどの料理も食べられるなら一度は食べてみたいと思える料理ばかりだ。

漫画の内容からいってお子様よりは青年よりであることは明らかで、ゴールデンカムイ未読で料理を食べた人が「これが漫画で出てくるのか」と興味を持つこともあるかもしれない。

だから居酒屋チェーンなどでまず一店舗から試験的に、限定的にゴールデンカムイにまつわるメニューを提供してみて、その反応を見て徐々に提供する店を広げていく感じが良いのではないか。

とにかく1巻を読ませれば大人を引き込めるだけの訴求力あるストーリーなので、なんとか1巻を手に取らせる方法を編集者は脳が擦り切れるほど考えているはずだ。
旬だからこそ集英社から予算がおりやすくなっているはずなので、ぜひアグレッシブに、しかしテストを繰り返して着実にファンを広げて欲しい。

作品自体の盛り上がりは作者のモチベーションになって、モチベーションは作品にそのまま反映される。
この作品は最高のスタートを切り、初期のテンションそのままにダレることなく面白さが続いている貴重な作品だ。

まだまだ作品の完結には遠いが、作品の最後まで面白い漫画になっていって欲しいし、ゴールデンカムイ軒のようなイベントも定期的に開催され、盛り上がって、作品と相乗効果で伸びていくことを期待している。

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